フワライド - ポケモン育成論BW

改良バトン フワライド

2011/01/09 17:36:45

フワライド

HP:HP 150

攻撃:攻撃 80

防御:防御 44

特攻:特攻 90

特防:特防 54

素早:素早 80

ブックマーク4.684.684.684.684.684.684.684.684.684.68登録:0件評価:4.68(18人)

フワライド    ゴースト ひこう  【 ポケモン図鑑BW 】

とくせい
かるわざ
せいかく
ひかえめ(特攻↑ 攻撃↓)
努力値配分(努力値とは?)
防御:224 / 特攻:172 / 特防:108 / 素早:6
覚えさせる技
バトンタッチ / ちいさくなる / シャドーボール / めざめるパワー
持ち物
オボンのみ

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目的
対人戦
ルール
フラットルール / 見せ合い63
対戦形式
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊 / 補助
ミラクルシューター
なし
登録タグ

考察

皆様はじめまして、これが初投稿のゆっけです。
どうぞお手柔らかに。

  • 今回は強化されたちいさくなる+かるわざ+バトンタッチという強烈なアインデンティを持つフワライドの型を考えていこうと思います。

  • この考察ではHABCDS等の略語を用い、ポケモンの館様のツールにて計算しています。個体値はめざめるパワー氷の理想個体が前提です。

コンセプト
前述の通り、ちいさくなる+バトンタッチをかるわざの自己サポート付きで使えるフワライドですが、バトンに特化すると挑発で簡単に機能停止したり、単体での戦闘能力の無さからパーティのお荷物になってしまいがちです。そこで具体的な耐久調整をしつつ、最低現の戦闘力を確保した型を思案しました。普通のバトン型を投稿しようとしたら既にあったなんてとても言えない

またちいさくなるは強力ですが、1積みでも6割は当たります。所詮は運ゲーです。当たる時は当たります。また、ご覧になれば分かりますが種族値的にも非常に中途半端です。過度な期待は止めましょう

通常のバトン型との違い
Cに努力値を割き、攻撃技を搭載して最低現の戦闘力を持たせています。それにより相手や状況を見て動きを変えることができます。また挑発で機能停止しません。
しかし補助技や攻撃技のバリエーションは基本型に、耐久は通常のバトン型に劣っています。ですが意外なことに一定以上の火力に対しては例え特化してオボンこみでも確定数が変わることはあまりないのです。(ちなみに明らかな違いが出るラインとしてはAC種族値100相当からのサブウェポンレベルから)しかしCに振る関係上、物理か特殊のどちらかは最低限の硬さしかないという欠点があります。(詳しくは後述します)
よく言えばいいとこ取りですが、悪く言えば中途半端。バトンのみを念頭に置くならバトン型、普通に戦いたいなら基本的な型の方が無難です。

  • 持ち物
オボンのみ

かるわざ発動の確実性からほぼこれで決定です。確定数ずらしとしてはあまり機能しません。

  • 技構成
ちいさくなる

確定技です。回避を2段階上げてくれる技。1回目で相手の技の命中率が3/5、2回目で3/7、3回目で1/3。強力だが過信は禁物です。

バトンタッチ

今のところちいさくなると両立できるのは、ドーブルを除けばフワライドだけ。もちろん確定技。

シャドーボール

一致技。メインウェポン。とはいえ火力には期待できません。これとサブウェポンのどちらかで2発で落とせない相手には素直に積んだ方がいいです。

10万ボルト

弱点狙い。これがあるとバトン時に厄介な挑発と威嚇を持ってるギャラドスを返り討ちにできますが、そもそもギャラドスはこの技を警戒して出てこないのでそれほど必要ないかもしれない。

めざめるパワー氷

今回の仮想敵の1つであるオノノクスを倒す為に必要な技。その他、タイマンならガブなどにもこれがあれば勝てます。相性補完なら他のタイプの方がいいですが、そもそも打ち合いは二の次なのでピンポイント以外では必要ありません。

サイコキネシス

格闘に対して。格闘はアクロバットを警戒されるのであまり居座らない。優先度は低めです。

  • 性格及び努力値振り
今回は具体例として2パターンほど紹介します。
基本的には環境、仮想敵に合わせて好みで調整してください。

ひかえめ B224C172D108S6

物理は球コジョンドのストーンエッジ耐え調整(割合:83.5〜98.6%)。これは実際にコジョンドと対峙することが重要なのではなく、物理に関して、サブウェポンなら大体のストーンエッジを耐えることを想定しています。一致でもようきプテラ程度なら高乱数で耐えます(割合:87.1〜102.6%)

特殊は臆病ゲンガーのシャドーボールを確定で耐えます(割合:83.5〜98.6%)。しかしゲンガーは球も少なくないので安心はできません。あくまで目安です。
これはC130以下のポケモンのアイテム等の補正無しなら不一致弱点なら威力120まで、一致弱点でも威力80までなら確定で耐えることを意味しています。

Sはかるわざ時130抜き調整。130抜き調整など廃れてしまいましたが、こいつの場合抜けないと洒落になりません。ちなみにアギルダーはフワライドに出てくることはまず無いので意識する必要ありません。

そして残りをC振り。
性格をずぶといにしてBに248振りした場合、ようきテラキオンのエッジも高乱数で耐えます(割合:88〜104%)。ここまで必要ない場合も多いので、各自の好みで調整してください。
ちなみにめざパ氷でH6振りオノノクスを確2にするためには無補正でC124必要です。


おだやか B102C158D244S4

物理はいじっぱりヘラクロスとギャラドスのストーンエッジを確定で耐えます(割合:84.4〜99.5%)。これもあくまで目安です。

特殊は臆病眼鏡ラティオスの流星群を確定で(割合:83.5〜98.6%)、臆病球サンダースの10万ボルトも高乱数で耐えてくれます(割合:88〜104%)
正直なところ、ここまで耐える必要は無いかもしれませんが安心感はあります。
ちなみにこの振り方ならひかえめ全振りブルンゲルのシャドーボールがオボン込みで確3(割合:52.8〜62.6%)、ひかえめ全振りポリゴン2の冷凍Bor10万ボルトが同じくオボン込みで確3(割合:48〜56.8%)なので後出しから起点にできるチャンスがあります。

こちらの例でもどこまで耐えるかは、やはり好みが出るので調整の余地は多いです。


  • 与ダメージ
被ダメージは前項で触れているので、割愛させていただきます。
基本的にオノノクスを倒すための最低火力である無補正C124で計算しています。

対H4振りオノノクス
シャドーボール(割合:43.4〜51.3%)
めざパ氷(割合:50〜59.2%)

対ガブリアス(目安としてH252で計算)
めざめるパワー氷(割合:60〜70.6%)

対H4スターミー
シャドーボール(割合:65.1〜77%)
10万ボルト(割合:65.1〜77%)

対H4ラティオス
シャドーボール(割合:58.3〜69.2%)

対H252シャンデラ
シャドーボール(割合:64〜75.4%)

基本的にメジャーな中で勝てそうな相手しか載せていませんが、勝てそうな相手以外を攻撃する必要は全くありません。つまり相手が紙耐久か弱点をつけるタイプ以外なら積み技をするということです。

  • 具体的運用

1.まず自分のフワライドの努力値配分と相談して選出可能か考えます。

2.選出するなら基本的に1番手です。前述のように起点にできる相手も存在しますが、相手が選出しなかった場合悲惨なのでオススメできません。無効タイプも3つありますが事故の可能性を考えると少し恐いです。

3.相手の先発を見て、打ち合って倒せそうなら自分のパーティと相談して積むか打ち合うか決めます。勝てそうに無いなら積み1択です。

4.ここで相手が引いてきた場合、積みに切り替えます。もし初手積みだったらラッキー。打ち合い途中で引かれた場合も同じです(これが一番悪いパターン)。

5.恐らく1回積んだ後はかるわざ発動し、自分のHPも残りわずかなはずです。安定行動ならここでバトンです。かるわざで先手が取れるため、運任せにもう一度積んでみてもいいですが、ギャンブルは程ほどに。ちなみに命中100の技でも2回積んだ後なら命中率は約43%です。一応くさぶえや催眠術をぶっぱするよりは分があります。

6.打ち合いで相手を見事倒せた場合は当然運ゲー開始です。おきみやげなんて洒落た技を搭載する余裕はありません。


当然ですが、麻痺、相手のスカーフ、先制技には注意してください
この辺りとやりあうとそれこそ分の悪い運ゲーになってしまいます。
クリアスモッグだけはどうしようもないので諦めましょう。

もし見せ合いで挑発持ち(特にオノノクスやエルフーン)がいた場合、割と高い確率で先手で来ます。特にオノノクスはフワライドのやっかいな技(みちづれ、おにび、ちいさくなる)を封じつつ起点にでもしようと考えているのか面白いほど呼びます。(実際、バトンフワライドは先発運用がほとんどなので有用な対策です)もしのこのこと出てきたものなら分からせてあげましょう。ちなみにオノノクスがスカーフじゃない限り勝てます。半減実でも相手の初手が挑発だった場合なら勝てます。
エルフーンはめざパ程度では決定打にならないため読み合いになってしまいます。

  • バトン先について

基本的に出落ちのないやつなら何でもいいと思います。シンプルに安定するのが頑丈持ち。出落ちも無く、ちいさくなるの苦手な一撃必殺技も無効で安定感があります。
普通にアタッカーでもいいですし、決定力さえあれば耐久型でも面白いです。プレッシャー、みがわり、再生技、積み技との相性もいいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
初投稿としては全く無難ではないポケモンと型を選択してしまいました。
無駄に長々としてしまいましたが、ご指摘、アドバイスなどいただけると幸いです。

編集履歴
くまでと鍬と様の提案により努力値配分を若干修正、それに伴いいくつかのぼ修正を加えました。

最終更新日時 : 2011/01/09 17:36:45

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コメント (12件)

  • ページ:
  • 1
11/01/09 14:48
1がちゃ
>0
非常に良い育成論だと思います。
最近は耐久調整のオノノクスが出てきたので注意したいですね。

評価5で。
11/01/09 15:48
2あいらびゅー
小さくなるは2段階なので1/2→1/3→1/4では?
11/01/09 15:54
3ランボ
>>
確か最高でも1/3だった気がするのですが...
11/01/09 16:23
4ゆっけ
>>がちゃ様
私にとっての初コメントが好評な内容で感無量です。
ありがとうございました。

オノノクスの耐久調整はどこまで触れようか迷いましたが、メジャーな調整というのがまだ出来上がってないようなので、今回はAS振りを想定しました。ぶっちゃけオノノクスは竜舞ぶっぱとかされると面倒です。
「挑発で止まらない」というコンセプトを分かりやすく伝える為にオノノクスを仮想敵にしましたが、必ずしもオノノクスである必要はないです。
11/01/09 16:30
5ゆっけ
>>あいらびゅー様
それは恐らくこうげきやぼうぎょのランク補正です。実は命中に関するランク補正だけ計算が違うのです。半端は数字なので計算が面倒です。
11/01/09 16:38
6ゆっけ
>>ランボ様
その通りです。補足ありがとうございます。
それ以上いっちゃうと相手からしたら厳しくなってしまいますよね。
11/01/09 16:55
7くまでと鍬と
努力値分配について。
育成論通りの分配でしたら実数値225 - 91 140 88 101でしょうか(めざパ氷時31-30-30-31-31-31の個体値想定)。
努力値を見た限りめざパの個体値変化を想定してないような気がするので、防御実数値を92だとすると
控えめB224C140D108S4で達成、努力値が32余るかと思いますが、ご検討ください。
フワライドいいですよね、大好きです。私は変に調整をしたあげく本来役割対象の敵を狩れず、道連れもなくてお蔵入りしてますが(
11/01/09 17:25
8ゆっけ
>>くまでと鍬と様
ちゃんと計算したはず…と思って確認したら、表題部と育成論中の努力値配分が違ってる上に両方とも間違っていますね。途中で修正をした際にごっちゃになってしまったようです…なんともお恥ずかしい。
しかも、くまでと鍬と様が提案してくださった努力値配分の方が、圧倒的に素晴しいですね。是非、採用させていただきますね。

フワライドはできることが多いので使ってて楽しいですよね。だからこそ木の実を手に入りづらくしたゲーフリは許せません。ぐぬぬ。是非、個性的な型のフワライドをまた作ってください。
11/01/09 17:35
9mk48
>0
真に勝手ながら、私の投稿したオノノでダメ計をしてみました。
私のオノノは挑発が無いので、意識する必要は無いと思いますけど・・・。
フワライドLv50 → オノノクスLv50
威力:70 こおり/特殊
特攻:140 (特防:98 HP:175)
倍率:2*1
ダメージ:78〜92
(割合:44.5〜52.5%)

オノノクスLv50 → フワライドLv50
技:げきりん [宝石]
威力:120 ドラゴン/物理
攻撃:210 (防御:92 HP:225)
倍率:1*1.5
ダメージ:232〜274 [確定1]
(割合:103.1〜121.7%)

いい育成論だと思いますので、評価5入れさせていただきます。
砂隠れ型ガブへのバトンだけは、マジ勘弁して下さい。
11/01/09 17:57
10とy
持ち物のことですが、確実性をとるのであれば、レッドカードの方がよいのではないでしょうか。バトンとの相性もいいと思いますよ。
11/01/09 18:40
11ゆっけ
>>mk48様
高評価&コメントありがとうございます。
正直、mk48様のオノノに隙が無すぎて太刀打ちできません\(^o^)/
一応特化すればようきA全振りオノノクスのジュエル逆鱗を高乱数で耐えます(つまり道具なし竜舞も耐える)が、耐久調整型まで視野に入れると全てに対応するのは無理なようです(倒すまで視野に入れなければなんとか)。種族値的にもこの辺りが限界といったところでしょうか。
ジュエルの恩恵はフワライドにとっても大きいですが、こうも簡単に耐久調整を狂わせてしまうのはやはり難しいところです。

そしてこちらこそまことに勝手ながらmk48様の耐久調整について育成論中にて後ほど言及させていただきます。

砂隠れ型ガブ?大丈夫ですよ安心してください。
無限グライオンや昆布カバがあなたを待ってますよ^^
11/01/09 18:53
12ゆっけ
>>とy様
実は構想段階では面白そうなのでレッドカードも考えていました
しかしこの型の場合
1.打ち合いをしようとした相手が目の前からいなくなり関係ない相手に攻撃してしまう(こちらはダメージをもらってるのでほぼ次で落ちます。積みもしていないためこれが一番最悪のパターン)
2.意図せずスカーフ持ちを読んでしまう可能性がある(こうなるとほぼ出落ちに近いです)
3.例え低火力の耐久型を運よく呼び込んでもオボン無しでは起点にするのは難しい。
4.異常なまでに弱点多数なので、1発もらうとほぼオボン発動を見込める。
5.若干、先制技に弱くなる
などの理由から今回は採用を見送りました。

バトンに特化するならレッドカードは非常に面白いですね。
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