- 「ルカリオ」について
「はどう」… 子供ウケしそうなカッコイイ響きですね(笑)
高校以上の学生には、呪わしい単語の1つかもしれませんが…
【攻撃面】
「はどうポケモン」の名に恥じず、理系なポケモンで、
攻撃種族値よりも特攻種族値の方が若干優れています。
ただし、物理・特殊とも水準以上で、両刀も可能です。
【耐久面】
一長一短です。数値的に恵まれていません…
ただし、タイプで(半減×9・無効×1)で受けに回る事も出来ます。
ちなみに、攻撃面以外は、全てにおいて「コバルオン」が勝っている為、
下手な育成方針では『劣化』のレッテルを貼られかねません。
他の格闘ポケモンともそうですが、特にこのポケモンとの差別化は必須です。
-----------------------------------------------------------------
- 「ルカリオ」の戦わせ方について
単刀直入に言うと「この指とまれ」を使える唯一の鋼ポケモンだからです。
鋼タイプは、唯一ドラゴン系攻撃を半減する事が出来る属性であり、
また氷系攻撃も半減する為、「この指とまれ」を使えば、相棒のドラゴンポケモンを温存する事が可能です。(「吹雪」は貫通しますが…)
当然ですが、味方を守ってばかりでは勝負に勝てません。
ダブル以上の複数バトル時は、1匹が防御に回ると、同一ターン内の自軍の攻撃機会が1回少なくなります。
攻撃機会は出来る限り多い方が無難です。
同一ターン内で複数回の攻撃機会があれば、敵を全滅させる事は出来なくても、少なくとも1匹を戦闘不能に出来る可能性が格段に高くなります。
という訳なので、相棒を守るのは最初の1ターン目のみで終わりです。
ルカリオが「この指とまれ」をしている間に、相棒が「追い風」を使います。
2ターン目以降は「追い風」を背に2匹総掛かりで敵をタコ殴りにしましょう。
ただし、上記のような戦術を取った場合、2ターン目の攻撃に入るより先に、
1ターン目でルカリオが戦闘不能になる可能性が非常に高いです。
ある意味「この指とまれ」要員の運命と言っても過言ではありません。
こればかりは、控えを「死に交代」で召喚する為の「生け贄」だったんだと開き直って頂くより他ないです。
-----------------------------------------------------------------
- チーム編成について
1.ダブルバトルの場合
相棒の条件
- 全体攻撃をカバー出来ない為、「吹雪・潮吹き」確定2発以上が必須。
- 「地震」で一網打尽にされないよう、飛行タイプor特性「浮遊」のポケモン。
- ルカリオが苦手な「炎・格闘・地面」に強いポケモン(1項目のみでも可)
- 敵ポケモンの素早さによっては「猫騙し」が貫通する為、ゴースト系or特性「精神力」のポケモン
控え(その1)の条件
- 「炎・格闘・地面」の内、2項目以上に耐性があるポケモン。
- ルカリオとの「死に交代」を想定した、重火力ポケモン。
控え(その2)の条件
- 相手が「トリックルーム戦術」を用いて来た場合に備えた“鈍足ポケモン”。
- ↑ 当然、通常時は先手が取れないので、耐久の高さが必須。
2.トリプルバトルの場合
ルカリオの配置位置:中央
※ 「この指とまれ」で、チーム全体をカバーする為。
※ また、すみやかに戦闘不能になる事で、控えを「死に交代」で出す為。
両翼の条件:
- 「追い風」要員 & 「ワイドガード」を覚えているポケモン。
- 内1匹は、飛行タイプor特性「浮遊」のポケモン。(理由はダブル時と同じ)
- ルカリオが苦手な「炎・格闘・地面」に強いポケモン(1項目のみでも可)
- 敵ポケモンの素早さによっては「猫騙し」が貫通する為、ゴースト系or特性「精神力」のポケモン
※ 「トリックルーム」を搭載していたら文句無しです。(必須ではない)
(※例:ギラティナ(O)、カイリュー、クロバットetc...)
控えの条件
- 「死に交代」を想定した、全体攻撃を搭載している重火力ポケモン。
- 出来れば、先発陣と弱点の被らないポケモン。
- 戦闘の流れ
2ターン目以降に攻撃…というパターンが多くなるかと思います。その為、
「まずは相手の出方を伺う」タイプの戦闘スタイルの方むきだと思っています。
「速攻でガンガンいこうぜ」タイプの方には、あまりオススメ出来ません。
-----------------------------------------------------------------
【ルカリオの各種設定】
性格 :ひかえめ or いじっぱり
特性 :精神力 or 正義の心
努力値 :特攻 116/素早さ 124/残り 耐久
持ち物 :候補より
技 :この指とまれ/格闘技/先制技/候補より
- 性格について
特攻強化の「ひかえめ」 or 攻撃強化の「いじっぱり」の2択です。
- 特性について
「猫騙し・岩雪崩」等でひるまなくなります。1番のオススメです。
2.正義の心:(※ 性格が「いじっぱり」の場合のみ)
「この指とまれ」でもって相手からの「ふいうち」等を逆手にとります。
「追い風戦術」と相まって手が付けられなくなりますよ。
- 努力値について(Lv.50時、個体値31の場合を想定しています)
今回の努力値配分の考察は、性格「ひかえめ」の場合のみとさせて頂きます。
性格「いじっぱり」の場合については、以下を参考にご自身でお考え下さい。
※ 「波導弾(“格闘ジュエル”込み)」でディアルガ確定1発調整です。
2.素早さ:実数値「126」以上を目指して下さい。
※ 追い風時、スカーフ最速100族抜き(※例:バクフーン,海王 etc...)
スカーフ“性格補正無し”115族抜き(※例: アグノム,ラティ etc...)
3.耐久 :物理・特殊に両対応出来るので、HP極振りを推奨します。
※ もちろん、好みに合わせて自由に調整して下さってOKです。
※ ダメージ例は以下の通りです。
・特攻種族値150族のタイプ不一致「冷凍ビーム(“命の珠”込み)」乱数3発
・特攻種族値150族の「流星群(“命の珠”込み)」確定2発
・特攻種族値130族の「流星群(アイテム無し)」乱数3発
・メタグロスの「思念の頭突き(“命の珠”込み)」確定2発
・アーケオスの「アクロバット(アイテム無し)」確定2発
・アーケオスの「地震(アイテム無し)」確定2発
・バンギラスの「地震(アイテム無し)」確定2発
・ガブリアスの「地震(アイテム無し)」確定1発
・カイオーガの「潮吹き(アイテム無し)」確定1発
・サザンドラの「大文字(アイテム無し)」確定1発
弱点を突かれた場合、殆どが確定1発です。
等倍攻撃は、伝説級ポケモン以外からなら確定2発程度に抑えられます。
- 持たせる道具について(◎オススメ・◯アリかも・△拘りがあれば)
技の威力が1.5倍になるので、火力不足が一気に解消します。
拘り系アイテムの様に行動を縛られる事がないのでオススメです。
1回しか使えませんが、居座れる可能性はゼロなので問題ありません。
B.いのちのたま:△
正直、ルカリオには勿体ないです。
チーム編成が決まっても、最後まで余っているようならどうぞ。
B.たつじんのおび:△
技の効果抜群時に威力が1.2倍になります。
1.2倍…微妙ですね…火力不足にならなければ良いのですが…
C.各種半減木の実:◯
「オッカの実」あたりがオススメでしょうか?
火力不足になるので、努力値配分を変える必要があります。
- 覚えさせる技について
このゆびとまれ
単体が対象の相手からの技を全て自分で受けるようにする技です。
※注:全体攻撃は受けきれません。味方にも当たります。
【格闘系選択技】
A.はどうだん
威力が高い上に、必ず命中するという素晴らしい技です。
メインウェポンにしたいですね。
☆ダメージ計算(持ち物:「かくとうジュエル」装備時)
確定1発
・レジスチル以外の「2倍ダメージ」鋼系ポケモン
・全ての「2倍ダメージ」岩系ポケモン
・キュレム・レジアイス以外の「2倍ダメージ」氷系ポケモン
・ブラッキー以外の「2倍ダメージ」悪系ポケモン
・カビゴン・レジギガス・ポリゴン2(“進化の奇石”持ち)以外の
「2倍ダメージ」ノーマル系ポケモン
乱数1発
キュレム
確定2発
レジスチル・レジアイス・レジギガス
ブラッキー・カビゴン・ポリゴン2(“進化の奇石”持ち)
メタグロス・アーケオス
確定3発
ドータクン
(上記の結果は全て、“HP努力値252振り”ポケモンを対象としたものです)
B.とびひざげり:(※ 性格が「いじっぱり」の場合のみ)
BWから威力が強化され、一躍最強クラスの技となった必殺奥義。
C.インファイト:(※ 性格が「いじっぱり」の場合のみ)
威力・命中率とも文句ありませんが、耐久が下がるのが難点です。
ただし、この子が居座っている可能性はゼロなので問題ありません。
【先制選択技】
「気合いの襷」や特性「頑丈」の影響で、取りこぼした敵の処理に使います。
その他、ドーブルの「スカーフダークホール」対策にどうぞ。
(※ ↑ 必然的に、ドーブル確定1発が必須レベルとなります)
タイプ一致の先制技。先制技には珍しく特殊攻撃です。
「格闘ジュエル」を持った状態で、ドーブルが確定1発になります。
B.しんそく:(※ 性格が「いじっぱり」の場合のみ)
「優先度:+2」なので、他の先制技より早く攻撃出来ます。
威力も高く、特性「正義の心」が上手く発動すれば面白いです。
「ノーマルジュエル」を持った状態で、ドーブルが乱数1発です。
C.バレットパンチ:(※ 性格が「いじっぱり」の場合のみ)
タイプ一致の先制技。格闘系と違って無効タイプがないのが強み。
どうあがいても、ドーブルは倒せません。
【その他候補技】(◎オススメ・◯アリかも・△拘りがあれば)
1.てだすけ:◎
使用後、味方の『わざ』の威力を1.5倍にする技です。
しかも先制技だったりします(「優先度:+5」なので必ず成功します)
※使用頻度が少ない為、知らない人も多いのでは?
使用後に戦闘不能になっても、そのターン間は効力が続きます。
※最後の悪あがきに うってつけの技です。
☆使用例
壱.パルキア「かみなり」:
通常時→カイオーガ確定2発
てだすけ後→カイオーガ確定1発
弐.ミュウツー「ふぶき」:
通常時→ダブル補正=威力90(1体につき)
てだすけ後→ダブル補正=威力135(1体につき)
参.カイオーガ「しおふき」:
通常時→ダブル補正=威力112(1体につき)
てだすけ後→ダブル補正=威力168(1体につき)
※天候が雨の状態だと、さらに1.5倍威力253(1体につき)
2.さきどり:△
対象となる敵が使用する予定の“攻撃技”を威力1.5倍で使えます。
味方には使えません(「地震」等を“さきどり”出来たら素敵だったのですが)
相手より先に行動する必要がありますが、追い風時はガンガン使えます。
※ 持ち物が「命の珠」なら火力的にも期待大です。
3.ボーンラッシュ:△(※ 性格が「いじっぱり」の場合のみ)
「気合いの襷」や特性「頑丈」対策になります。
5回とも当たった際の威力は馬鹿に出来ません。
4.れいとうパンチ:◯(※ 性格が「いじっぱり」の場合のみ)
ストライクゾーンが一気に広がります。
威力はそこそこですが、4倍ダメージを狙い易いのが魅力です。
以上で終了します。
間違いがあれば、ただちに修正していこうと思います。ご投稿下さい。
ここまで読んで下さった方、誠にありがとうございます。
評価1〜4を下さる際は、是非コメントも下さい。
お気付きの点がございましたら、ご投稿頂けると幸いです。