ラティオス - ポケモン育成論BW

一粒で二度美味しい起点作り兼抜きエースラティオス

2013/05/09 21:25:26

ラティオス

HP:HP 80

攻撃:攻撃 90

防御:防御 80

特攻:特攻 130

特防:特防 110

素早:素早 110

ブックマーク3.003.003.003.003.003.003.003.003.003.00登録:0件評価:3.00(15人)

ラティオス    ドラゴン エスパー  【 ポケモン図鑑BW 】

とくせい
ふゆう
せいかく
おくびょう(素早↑ 攻撃↓)
努力値配分(努力値とは?)
HP:140 / 防御:36 / 特攻:72 / 特防:12 / 素早:248
覚えさせる技
リフレクター / ひかりのかべ / りゅうのはどう / めざめるパワー
持ち物
だっしゅつボタン

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目的
対人戦
ルール
自力レベル50 / 見せ合い63
対戦形式
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊
ミラクルシューター
指定しない
登録タグ

考察

初めまして、TDNと申します。
今回投稿させていただくのは、起点作りと抜きエースとしての役割を両方こなす非常にオールマイティーなラティオスです。


本育成論では、
  • HP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさをそれぞれH・A・B・C・D・Sと表記することがあります。
  • ラティオスの個体値はめざ炎理想個体(31-x-31-30-31-30)を想定しています。
  • 能力上昇補正性格を↑、無補正性格を→、下降補正性格を↓と表記することがあります。


  • 概要
従来ラティオスには、C種族値130を活かし、メガネや珠を持たせた抜きエースとしての役割を持たせた型と、S種族値110を活かし、先制で両壁を張って置き土産をしたり、スカーフトリックで相手を掻き乱して後続の積みエース・バトン要員の補助という役割を持たせた起点作りの役割を持たせた型の大きく分けて二種類の型が存在していたと思います。共に非常に強力ですが、技スペースの関係などから役割の両立は非常に厳しいというのが悔やまれます。しかし、どちらかの役割を捨ててしまうのは勿体ないスペックであることも確かです。そこで、今回はそれぞれの型をイイトコ取りした新しいタイプのラティオスを提案させていただきます。

  • 性格
臆病。Sを捨ててしまうと脱出ボタンの仕様上非常に立ち回りにくくなり、役割を果たしにくくなるために準最速は確定です。108属(ゴウカザル、テラキオン等)まで抜けます。

  • 特性
浮遊。ラティ系はこれ以外ないために確定です。夢特性も浮遊です。

  • 持ち物
脱出ボタン。今回の考察のカギとなる持ち物です。これ以外を持たせる場合は申し訳ありませんが他の育成論の方にお願いします。

  • 技候補


  • リフレクター
5ターンに渡り相手の物理攻撃を半減することができます。自身・後続の負担軽減のために必須です。マシン技。
  • ひかりのかべ
同上です。こちらは特殊攻撃を半減できます。マシン技。
  • めざめるパワー炎
龍技と合わせることで、ヒードラン以外のすべてのポケモンに対して非常に広く等倍以上が取れます。今回は技スペースの都合上、二枠で相性補完を完成させなければならないので必須です。マシン技。
  • 選択龍技
  • りゅうのはどう
確定欄ではこちらを採用しています。デメリットのないタイプ一致技で、めざ炎と合わせて一貫性が非常に高いです。レベル技。
  • りゅうせいぐん
こちらの方が龍の波動よりも威力は上ですが、エースとしては能力下降と若干の命中難からやや採用しにくいです。BW2教え技。


  • 配分
努力値にして140-×-36-72-12-248、実数値にして173-×-105-159-132-177となります。

H-B 壁込みでA200鉢巻ハッサムの虫食い耐え、A205珠メタグロスの冷パン2回耐え
H-D 壁込みでC182珠ラティオスの流星耐え、C162眼鏡ボーマンダの流星耐え
C 余り振り
S 準最速

  • 運用
先発で出し、相手に応じた壁を張って脱出ボタンで脱出するのが第一の仕事です。
その後、味方からのバトンを受けて全抜きを狙うのが第二の仕事です。これら二つの仕事をなかなか柔軟にこなせる点がこのラティオスの強みです。
また、ポイントとして通常の起点作りラティオスと違い、起点作りとエースの役割を一体でこなせるために、後続が二枠開きます。これは大きなメリットで、例えば起点作りラティオスから始動する事の多いサクラバトン構築で言うと

 ●ラティオス@粘土
 ●サクラビス@ハーブ
 ●キノガッサ@毒毒球

といったのがテンプレに近いと思われますが、この構築からキノガッサ...即ちエース枠を削ることができます。筆者は余った残り一枠を

 ●フワライド(小さくなる/バトン/身代わり/マジコ)@オボン
 ●ハッサム(剣の舞/虫食い/バレパン/石火)@珠

で併用して回すことが多かったです。上は二重バトンとして、下は相性補完兼ラティ起点作りからの抜きエースとして、それぞれ異なった芸当ができます。

また、バトン要員(例で挙げたサクラビスの枠です)ですがいくつか候補に挙がります。

 ●アメモース(蝶舞/身代わり/バトン/攻撃技)@食べ残し
 ●サクラビス(殻破/身代わり/バトン/攻撃技)@食べ残しorハーブ
 ●ドーブル(ムラっ気)(胞子/身代わり/守る/バトン)@食べ残し

これらが真っ先に思いつきます。一応全て試してみましたが、威嚇アメモースが最もいい働きをしてくれたと思います。あらかじめライドから小さくなる身代わりバトンさえ受けていれば、6積み+身代わり状態をラティに渡せたりも結構できたので、ハマった時の突破力は段違いに高いと思われます。

二重バトンでラティで全抜きを狙うか、珠ッサムなど相性補完に優れた積みエースを裏から出して圧力をかけるか。この二択を相手に迫ることを意識して運用していきたいです。

  • ダメージ計算


  • 被ダメ※全て壁込みです

↑A252振りハッサム@鉢巻の虫食い 83.8%〜99.4% 確定2発

↑A252振りメタグロス@珠の冷パン 42.1%〜49.7% 確定3発

↑A252振りメタグロス@鉢巻の冷パン 47.9%〜56.6% 乱数2発(89.1%)

→C252振りウルガモス@ジュエルのさざめき 63.0%〜74.5% 確定2発

→A252振りガブリアスの逆鱗 68.2%〜80.3% 確定2発

→C252振りラティオス@珠の流星群 81.5%〜96.5% 確定2発

→C252振りボーマンダ@ジュエルの流星群 83.8%〜99.4% 確定2発

他希望あればコメントでお願いします。


  • あとがき
どうでしたか?これを機会に新しいラティオスの可能性を感じていただけると、筆者として・一人のラティオスファンとして非常に嬉しいです。使ってみると、相手には脱出ボタンは全く読まれず、かつ滑らかに動いてくれるので(少々運任せなところはありますが)使い勝手は意外なほどにいいです。お手元にラティオスが余っているならぜひ育成を御一考ください。
コメント・評価お待ちしています。低評価を付ける方はコメントの方宜しくお願いします。今後の参考とさせていただきます。

最終更新日時 : 2013/05/09 21:25:26

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コメント (33件)

13/04/24 13:25
14白黒
バトンでラティオスを出せたとしても、壁貼りの際のダメージで神速や礫などで縛られやすいと思うので、この型のラティオスにエースを一任するのは厳しいと感じました

そういう意味で、バトン要因の必要性は薄いかなと思いました(この論の根底を覆しかねませんが)

なので、サポートからのバトンエース運用は可能なのかを示すため、被ダメ(特に先制技に対する)の追加をお願いします

それより珠ッサムやバシャ、ウルガやドリュといった抜き性能に秀でたポケモンを控えさせ、相手にサイクルを回させる前に3タテの場を整える運用がいいと思います

タイプこそ全く違いますが、個人的にはそこそこの火力があり素早さも早い壁貼りロトム、のような印象です

ロトムと違う点は
.ボルチェンとボタンの利便性の差
.ドロポンと流星群の等倍火力の差
.対竜性能
.素早さ(良くも悪くも)
…ぐらいでしょうか?

ボタンとボルチェンでは相手の交換にも後出しが効くボルチェンに軍配が上がりますが、その他(特に対竜と素早さ)は大きなメリットだと感じました

スカーフ竜と初手対面してしまっても、ロトムと違い、相手はスカーフ流星群で落とされる可能性があるので相手が退くこともあり、そのまま逆鱗などで殴られ壁を貼る前に落とされたとしても珠ッサムなどの起点にしやすいのはいいですね

ただ、ラティオスと言えどほぼ無振りで一致90技ではさすがに火力が足りません

落とせなければ元も子もないので、やはり流星群は必須ではないでしょうか?

バトン運用が可能な場合は竜波安定ですが、前述の通りバトン運用が難しく思えるので積極的に居座る必要性は薄いと思います

ぜひ御一考をよろしくお願いします

長文失礼しました
13/04/24 20:00
15
Cほぼ無振りなのですから抜きエースの役割は無理かと。火力足らないです。普通の壁はり型で2壁張って置き土産、流星のほうが役割的にいいんじゃないですかね?オールマイティと器用貧乏は違うと思うんです。
13/04/24 20:30
16TDN
皆さんコメント有難う御座います。何回かに分けて返信いたしますので、ご了承ください。

>>3
麻痺ですか。確かにどんな選出をしても麻痺撒き(というか化身ボルト)はかなり厳しい相手です。個人的にはこれはPT単位で対策することで結論を出していましたので、今後苦手相手への対処をまとめてサンプルPTとして加筆することも考えます。

>>4
そうですね、確かにレートでは決まりにくい戦術です。しかし、レート民特有の思い込みといった点から相手の対処が乱れることもしばしばあり、レートでもコンボ時には勝率は6~7割あったようにも感じます。

>>5
与ダメですね、誰を追加すればいいのかよく分かりませんが近日中に公開させていただきます。
またライドと組み合わせる理由についてですが、個人的にはサクラやアメモに単なるバトン要員としてだけでなく、抜きエース的役割をも持たせ勝ち筋を多分に確保する、という目的もあります。これは通常のサクラバトンと同じく、積んだ状態のサクラやアメモも十分に抜きエースとなりうるので積めるだけ積むだけでなく、相手に応じてバトン要員でも全抜きを狙えるというコンセプトを持たせることで、回答とさせていただきます。また、後述させていただきますが、サクラは一番手では出さないので壁についての質問については回答を控えさせていただきます。ご了承ください。

>>6
確かに素の状態では火力不足なんてもんじゃないですが、基本的にはラティが素で殴る場面は余り想定されていないので、個人的には耐久振り安定に感じます。
またサクラバトンに組み込む戦術ですが、これはラティサクラの二体では厳しいです。というのも、ラティが先発で脱出している以上、身代わりなし先攻バトンとなる可能性が非常に高いサクラが噛み合わず、ラティは壁込みでも落ちてしまう場合も多いためです。個人的にはライド+サクラの二重バトンで結論を出しましたが(それでも本稿内記載通りアメモの方が使いやすいです)、サクラ単独ではむしろ負け筋を増やしている印象すらありました。

>>7
火力不足についてですが、前述した通り素の状態ではまず殴らないためあまり気になる要素ではありません。この型は二重バトンのコンボを組む場合、ライドから複数回殻破や蝶舞を積むことが基本となる為に無振りでも十二分に火力は確保できます。
そうですね、珠ッサムとの相性は抜群にいいです。壁張って脱出するだけでかなりの率で剣舞を積めて全抜きを狙えるのが非常に魅力的です。まあとても最新型とは言えませんが...(笑)

>>8
確かにラティアスと明確な差別化をしたいのならばCSベースもありかもしれませんが、個人的にはアスとは挑発の飛んでき難さで十分に差別化できていると感じています。また先手を取られる場合ですが、確かに何もせずに脱出ということはなるべく避けたいので、選出自体を見合わせるのも一つの手です。しかし壁無しでも相手によっては珠ッサムが剣舞を積めたり、ライドがオボン軽業発動から回避gの起点にできることも多かったので、荷物化したラティがいても完全に詰みというわけではありません(というか上手く回避gに持ち込めた場合、もう一体を経由してこのラティに出番が回ることすらあります)。

>>9
これにつきましては、ラティが先制技を喰らいそうな場合=ライド+もう一体からの回避(身代わり)バトンを受け再登場している場合ということから、やや不安定ではありますが回避率の高さで回答とさせていただきます。
13/04/24 20:53
17TDN
>>10
うーん、片壁を切るという発想ですか。個人的には未熟なため光の壁を切って流星群と龍波を両立させるという考えに至らなかったので、なんとも言えません。実戦で試してみないと何とも言えませんので、この件については回答を保留させていただきたく存じます。ただ、脱出を活かして流星群撃ち逃げも視野に入れる場合なら、耐久は削れる分削ってCに配分し直すべきだとは思います。貴重なご意見ありがとうございました。
また先手を取れない場合についてですが、>>8さんへの回答と同じこととなるので、そちらを参照願います。ご了承ください。

>>11
そうですね、確かに使い慣れるまではあまり使い心地は良くないかもしれませんが、使ってみると意外なほど実用性があるように感じます。そう言わずぜひ作ってみてください(笑)

>>12
細かく振り分けるよりは、両壁採用の場合はHSベース・流星撃ち逃げも考えるならCSベースと割り切って考えた方が使いやすいかと思います。個人的には流星を採用しなかったためにHSの方が使いやすく感じました。
13/04/25 08:47
18
ライドから繋いで複数回積めたのならそのまま殴ればいい訳で、削れたラティにバトンするリスクを負う必要は全く無いと思うんですよ。
この型の強みはライドへのバトンの成功率を下げる変わりに、終盤単体で抜いて行ける所に集約されると思うのですやっぱCS振り安定じゃないですかね
13/04/25 12:11
19雪男
>18

この手のコメが多いですが、なんでもかんでもラティに返すのがすべてではないと思いますよ?

むしろ壁張りサポートを担いつつ積みを還元してもらえば殴れるというのは、動きが固定化しがちな積みバトン戦術パーティ全体の汎用性を上げていると言えます。
早い話がラティに重荷な相手は、18さんのおっしゃる通り無理にバトンせずそのまま殴るなりすればいいんです。
相手からすればエースを切り替えて来られるのは対応しづらいと思いますので、むしろこの強みを活かすべく、なるべくバトンしやすいように耐久に割いたHSベースの方が安定するんだと思います。

あとライドへのバトンの成功率は下がってないと思いますが…どういうことでしょう?従来の型のおきみやげのことを言ってるんでしょうか?
13/04/25 15:59
20ナナッシー
アイディア、発想とても良いと思います。
19さんがおっしゃっているように、壁貼りからの脱出で、サクラビス、ライドなんかが積む隙を作りつつ、場合によっては殴らせる及び、そいつらじゃキツい相手ならラティに切り替えるといった戦術が出来るのは面白いですね。相手から従来のバトン戦術以上に対応しづらいと思います。
皆さんが言うように、場合によっては、方壁にして流星群を採用し、球ッサムやウルガ、パルシェン、HAベースバシャなんかをパーティーの控えに置いても面白いかと。その場合はCSベースのが良いのかな。何れにせよ、確定欄以外にもHSベース、CSベースの利点の違いと、パーティーによって技構成を自由に変えれば、バトン起点役、受け役ないし、それ以外にも活躍出来る旨をしっかりと明記すれば良くなると思いますよ。
考察練り込む分だけ面白くなる型だと思います。
13/04/25 18:34
21
>>19
殻破とバトン両立できるのはサクラビス、蝶舞とバトン両立できるのはモルフォンでモルフォンは色眼鏡のお陰でさざめき+サイキネで殆どの相手に打点取れる事考えるとサクラビス(ハンテール)との構築に限定されませんかね?戦術レベルでは動ける幅は広がりそうですが構築レベルだと極めて限定的になってしまうように思えます
そのサクラビスとの構築を考察した上でHSがベストだと言う結論が出せるのであれば、HSが最適解というのも納得します
ただ、サクラビスが止まる相手が高耐久水である事を踏まえると、それらに確1を取れるCSがベターな気がしますがね
13/04/25 22:13
22TDN
たくさんのコメント有難う御座います。
申し訳ありませんが、只今余り時間が取れないためにコメント返信の続きと育成論の編集は明日以降となります。悪しからずご了承下さい。
13/04/25 22:22
23雪男
>21

おっしゃる通りですが、構築がほぼ限定されているのはもともとですね。
その中でラティが動けることによって、二重バトンないしラティ+積み+補完みたいな選出が可能になってくると、相対的に汎用性は上がってると言えますよね。

21さんの言いたい事もわかるんですが、、、例えばそれで言うと、CSベースの場合どのくらい積んだ時点で「確1を取れる」とおっしゃっているのかわかりかねますが、高耐久水としてスイクンを例としたとき

相手の熱湯やドロポンに対して半減でバトンを受けて出ていき、一致等倍の竜技で責めていけるわけですが
この時ラティにどの程度HPが残されているのか、というのが問題になるわけですね。

スイクンの取り巻きによってHP残数は変動するため一概には言えないのですが、HSベースの方が少なくともCSベースよりバトン時の安定感があるのは自明だと思います。
これはもちろんHSでも繰り出せないくらい減っている事だってあるでしょうが、それがCSだった場合は気絶している状態なわけですから、生きているかいないかで相手に与える選択肢も違ってくると思います。

ただこのあたりの采配が、おそらく各個人の構築レベルによる所まで来てしまっているんでしょう。
主さんのコンセプトにならってHSベース側で話を進めましたが、CSベースがあり得ないと考えてるわけではありません。
20さんがまとめて下さったように、どちらにもメリットデメリットがあるわけでここに関して「こっちの方が」「いやこっちの方が」というのは不毛なようです。

あまり語彙が足りてないのでこちらの考えを上手く伝えられているか不安ですが、僕としては21さんの考え方も勉強になりました。

・・・ちなみに積みバトン要員として、主さんはアメモースも使用していたようです。シングルではマイナーですが忘れないであげてください><;

長文失礼しました。
13/04/26 00:55
24河野
 サポート役をこなす上でHSベースにも当然メリットはありますが、同時に抜きエースの役割を担うのならばこの火力は(少なくとも机上論としては)許容しがたいものがあると思います。

 このラティオスの龍波動で眼鏡流星群の火力を超えるためにはC4段階UPさせる必要がある(眼鏡流星群耐え調整を確定で崩すにはさらに1段階UPorCに116振り必要)ため、そこまで積めずにバトンした場合ラティ対策のポケモンにひっかかって簡単に止められてしまいます。
 逆に言えば、C3段階上昇程度のラティを抜きエースにして勝てるような試合はよくいる眼鏡ラティの流星3発で勝てていたはずです。
(附言しておくと、眼鏡ラティにもトリックや置き土産を仕込めるため単純な起点作成能力はこの型に劣りません。)

 さらにいうと、同じくこのラティオスの龍波動は無振りサクラビスのハイドロポンプの火力にすら劣るため、それならば水+氷で一定の範囲を確保できるサクラビスでバトンせずに抜ききってしまえば良く、あれてラティにバトンすべき場面は限られると思います。

 以上からすれば、火力を確保しないまま耐久に割くのは、せっかくの優れたコンセプトからむしろ外れることになるのではないでしょうか。

 上から目線の無礼な意見を書いといて恐縮ですが、評価自体は5で。個人的な感想ですがこういう発想はもっと評価されていい気がします。
13/04/26 07:46
25
抜きエースとして使うなら与ダメも書いた方がいいです。これで火力が足りるのかと疑問にもっている人も結構いると思います。
13/04/26 14:27
26雪男
>24

結局のところ、河野さんの意見から言うと「まず耐えなければ削ることもままならない」と「耐えても倒せなければバトンの意味がない」の論争になります。
命中と威力の論争にも似ていますね。

主さんが言うには、経験上、二重バトンによって6積み+身代わりバトンもあり得た(論中参照)そうですので、素あるいは眼鏡に対する3積み時の火力不足は問題になりません。
眼鏡との火力比較もされていますが、火力で劣り起点作りも同等だとしても、柔軟性はこちらが勝りますよね。
眼鏡では流星後は引っ込むなど立ち回りがだいぶ変わってきますし、
構築には従来では成し得なかった二重バトンというギミックも含まれているわけで、そもそも眼鏡との比較は難しいです。

サクラビスで殴ればいいというのも、それも的を射た意見なのですが、もともと体力の削れているラティの登場が限定的なのはむしろ良いことではないでしょうか。
あちこちにバトン繰り出しをすることこそ負担が多く無理な話で、サクラビス<ラティとなるような相手をこのラティに任せていく形がごく自然だと思います。
逆に最初からラティ主体で返していくつもりなら、アメモなどで最初から6積みを目指していく立ち回りになるのでしょう。

>0
頻繁な横槍すみません。
発言が多い分、なるべくこの育成論の発展に貢献できるよう意識しますm(_ _)m
13/04/26 19:36
27ケリア
>26 雪男さん
その方向でいくのでしたら、竜の波動を切ってこんなところでしょうか。

 おくびょう 175-x-102-161-131-177
 りゅうせいぐん 10まんボルト めざめるパワー炎 リフレクター

 H:16n-1
 B:A160ナットレイ パワーウィップ 30.2%〜36%
 D:C179エンペルト くさむすび 12%〜14.2%
  C179エンペルト れいとうビーム 57.1%〜67.4%
 C:H191D121エンペルト 10まんボルト(ランク+2) 100.5%〜118.3% 確定1発
  H181D184ナットレイ めざめるパワー炎(ランク+2) 101.6%〜121.5% 確定1発
  H157D161水ロトム りゅうせいぐん(ランク+2) 101.2%〜119.1% 確定1発

サクラビスからつなぐ前提で、特攻をH振りエンペルト確1調整余り耐久という配分です。特防特化ナットレイも確1圏になるだけでなく、C182眼鏡ラティオスの流星群耐え調整の相手が高乱数1発圏になります。ナットエンペの両者の草技に対しては低負荷で後出し出来ます。耐久はH155B100ラティオスを確定1発で落とすA167トルネロスのジュエルアクロバットがこの配分で87.4%〜102.8%の乱数1発(3/16)まで抑えることができますね。
エンペルトに標準を合わせましたが、他の水は命中不安の雷を採用しないと確定数が変わらないです。例えば
C156 : H207D136スイクン かみなり(ランク+2) 100.4%〜118.8% 確定1発

>17 TDNさん
>10 の先手を取れない場合というのはバトン登場後ではなく、壁を張る初手のことです。例えばスカーフ水ロトムからボルトチェンジを先制で受けたら、ラティオスは壁張れず脱出、サクラビスにしてもフワライドにしてもアメモースにしても積むには不利な対面になります。

特性いたずらごころのエルフーンであればこれにも先手が取れるので、壁なり置き土産という役割は遂行できるわけです。光の粘土持ちのラティオスも脱出しないので、先手ボルチェンされても問題なく光の壁ができます。

スカーフ水ロトムを1匹入れられただけでも敗色な構築だなあというのが最初の感想だったのですが、水ロトムに限らず、壁を張るターンにラティオスが先手を取られる可能性についてはどのようにお考えでしょうか。
13/04/26 23:15
28雪男
>27

うおぉ、素晴らしく妥当ですね・・・!
まさか配分まで持ってきていただけるとは…。
自分で計算機も叩かずに語るばかりで、なんだかお恥ずかしいです。

なるほど僕が先ほど言っていた、サクラビスとの補完に重点を置いた場合はこれがベストですね。

しかし、同時にこれでHSの火力不足がさらされてしまったわけですね?
メジャーポケである示されたスイクンが相手のとき、CSなら10万で中乱の様ですし、散々HSを推していた側ですのでこれを無視することは許されないと。

殻破を二回積む(正確にはそれをバトンすること)のは流石にリスキーですし、なるほど甘さを痛感させられました。
実戦のところに言及できればまだ単純な確定数では詰まないはずですが、サクラビスの時点でのライドからの回避と身代わり、初手の壁張りの時点でラティが受けているダメの割合も考慮しようとすると不確定要素が多く、僕の技量ではこれ以上の机上論で切り返すのは難しそうです。

ただ一つ、片壁なのが気になりました。
10を読んだところ、僕の意見を見つつもこれはケリアさんの構築の場合ですよね。
ケリアさんの例で言えば流星脱出による特殊への神速の崩し&物理の場合には壁張り脱出でガモスやパル、ハッサムなどを補助→全抜きというような立ち回りを想定されてのものですので、物理特殊どちらの場合でも積みバトンに重点を置いている主さんの構築では威嚇アメモが構築にいる点も考慮して光の壁は切れません。

ここまでの流れを読めばこの型のラティは構築によって立ち回り・構成も左右されますので、違う構築の時点でそもそもミスマッチだったようです。
また、HSの場合ではスイクンに対する竜波も10万も確定数は同じですので、やはり範囲を意識してこちらは竜波を貫くべきでしょう。補完という意味では先ほどと矛盾することになりますが…。
エンぺルトの処理こそ遅くなりますが、スイクンと違い瞑想を持たないエンぺならアメモで起点にしていけるので、こちらは問題なさそうです。

どちらにせよスイクンが重い事には変わりないですが、光の壁を持つことでバトンを受けてからも壁張りで再積みの補助をかねつつ、負担をかけていくという立ち回りも可能になるので
C156ジュエルスイクンのドロポンをビスが耐える事も考慮すれば、スイクンの裏に合わせてビスかラティのどちらをエースにするか選択し、バトンのタイミングをずらせば突破していけるのでは?

読みづらい長文ですみません…。
13/04/27 00:58
29ケリア
>28 雪男さん
おっと、私もうっかりしていました。片壁前提ではなかったですね。
ラティオス/サクラビスorアメモース/フワライド/ハッサム で2枠余っているので、選出しないにしても、スイクンを含む耐久水と 重めの鋼と S110以上の電気(スカーフロトム含む)を見せ合いの時点で牽制したいところですね。

一応、単水には抜群10万ボルトより等倍流星群の方が威力が高いです。
(それもあり10万ボルトの標準をエンペルトに合わせました)
Cが2段階下がりますが、
H207D136スイクンにC161ランク+2流星群が89.8%〜106.2%の乱数1発(7/16)。
C178あれば同条件でスイクンを確1。ほぼCS振りですね‥。
13/04/27 21:16
30雪男
>29

個人的にはライコウ合いそうかなーとか思ってます。
積み前提なので珠が良さげですが、積み枠が一体になってしまうのと、壁だけでもシナジーはあるのでハッサムと珠の取り合いも考えて瞑想カゴとかもありでしょうか。

いずれにせよ耐久水へのわかりやすい回答ですし、抜いていく際も電気+氷の攻撃範囲があって、選出段階では構築的に第二の壁張りを匂わせたりロトムも牽制できたり色々マッチしそうです。
あとその構築は鋼そんなに重くないと思います…。

と、話がラティの育成論から離れてしまいましたので戻りますが
やはり流星の採用はつらいと思います。せっかく積みを前提にしているので、一発で無になるのは…。
しかしケリアさんの構築の場合は片壁に流星が非常に理にかなっていて合うと思いますので、もうこれ以上はなんとも言えないですね。

せっかくスイクンに対してもいい回答が出せそうな構築例もまとまってきましたし、この例に甘えればこいつだけは無理にラティに任せる必要もなさそうです。

積みバトン構築の可能性と二重バトンにばかり気を取られていたので、すこし積みバトンから離れたところにある汎用性、HSの火力不足についてよく勉強になりました。詳しいご指南ありがとうございます。

流石にそろそろ主さん申し訳ないので、ここらへんでコメ自重しようと思います><;
主さん、好き勝手な事をしてしまって本当にすみませんでした…。
非常に面白い型だったので、つい熱くなってしまったのです…(言い訳
13/04/27 21:33
31雪男
あ、スカーフロトムはトリックしにホイホイやってきますねw
安易でしたすみません。ロトムはむしろ誘ってしまいました…。

とすれば最後の1枠はトリック対策も兼ねるんですかね。

駄文失礼しました。
13/04/29 10:20
32vorubu
この型おもしろいですね
参考になりました
壁貼りからの他のポケモン(ハッサムやウルガモス)などにつなぐと剣の舞や 蝶の舞など積めますね♪
こんど作ってみようかと思います^^
13/05/09 21:30
33TDN
長らく放置して申し訳ありませんでした。努力値振りの変更を行いましたので、是非ご確認ください。今までの極振りに近い調整だと無駄が多かったために耐久調整を施し、結果的にC実数値を8上昇させることができました。また、今回の調整によって>>12さんへの返信に矛盾が生じてしまいました事を、深くお詫び申し上げます。

また、追加で頂いたコメントにもおいおい返信していこうと考えています。再び間が空いてしまうかもしれませんが、どうか気を長くお待ちください。私情で少々PCを積極的に使えませんので...

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