ガブリアス - ポケモン育成論BW

汎用型 鮫肌流星タスキガブリアス

2012/09/23 05:43:18

ガブリアス

HP:HP 108

攻撃:攻撃 130

防御:防御 95

特攻:特攻 80

特防:特防 85

素早:素早 102

ブックマーク4.694.694.694.694.694.694.694.694.694.69登録:0件評価:4.69(20人)

ガブリアス    ドラゴン じめん  【 ポケモン図鑑BW 】

とくせい
さめはだ
せいかく
やんちゃ(攻撃↑ 特防↓)
努力値配分(努力値とは?)
攻撃:124 / 防御:36 / 特攻:92 / 特防:6 / 素早:252
覚えさせる技
りゅうせいぐん / げきりん / じしん / かえんほうしゃ
持ち物
きあいのタスキ

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目的
対人戦
ルール
フラットルール / 見せ合い63
対戦形式
シングルバトル
このポケモンの役割
物理・特殊 / 攻め
ミラクルシューター
なし
登録タグ

考察

育成論は初めての投稿になるkと言います。以後よろしくお願いします。

  • 注意事項
必要以上に難解な表現は避けますが、知っていて当然と判断した略語や用語の説明は省きます
私の育成論は理想個体を前提とします。特に、細かい調整では非理想個体では再現不可となる場合があります


  • 本題
今回は私がレートで使っている流星タスキガブリアスを紹介します


  • そもそも何故特殊技を使うのか

ガブリアスの最強の龍技はもちろん逆鱗です。しかし知っての通り交代不可というデメリットがあります。そこで受けられてダメージを受けタスキを削られると、本来タイマンで倒したい相手を倒せない場合があります。となると序盤に動きやすいサブウェポンが欲しくなります
では二番目に強い技はなにか、と考えるとそれはCに振った流星群ということになります。(ダイブ、チョップに関しては後述)
 
  • 型サンプル

ガブリアス@きあいのタスキ CS252 無邪気 すながくれ
りゅうせいぐん げきりん じしん だいもんじ

BW1以前の流星タスキガブリアスです。流星群で無振りラティオスを確一、耐久に振ったガブリアスでもある程度落とせる(201ガブリアスを中乱数)という調整です
しかしこの型には深刻な火力不足という弱点があります。動きやすさの代わりにガブリアス本来の制圧力を犠牲にした型と言えるでしょう
結局、龍技を二つ持つ場合は逆鱗+ダブルチョップという型が一般的でした。ダイブはやはり命中不安ですね。シロナ以外で見たことありません

  • 鮫肌の解禁とマルチスケイル
本題の本題です。bw2環境になり、鮫肌ガブリアスが解禁されました。すながくれは発動の機会こそ少なくはありませんが、無天候では死に特性。食べ残し、粉型以外の全てのガブリアスを解雇し鮫肌に変える作業をした方は多いと思います
鮫肌の解禁で流星タスキガブにとって追い風となる点は
  1. 鮫肌ダメージ+流星群で倒せば良いため、C努力値を節約できる
  2. 鮫肌でマルチスケイルを潰せるため、カイリューにタイマンで勝てる
  3. 流星群は非接触技なため、こちらのタスキは潰れない
等が挙げられます

これらの事を踏まえて型説明に入ります

  • 持ち物、特性
持ち物:きあいのタスキ
特性:さめはだ
今回は確定です

  • 技構成
・げきりん
メインウェポンです。逆鱗の威力を落とさずに流星群を撃つことを目指しました
・りゅうせいぐん
立ち回りの負担を減らすサブウェポン。物理龍への遂行技
・じしん
一致技。これも威力を維持して撃てます
・かえんほうしゃ
鋼への役割破壊。

  • ダメージ計算
りゅうせいぐん

・D106(4振り)ガブリアスに対して168-200ダメージ
→H191まで鮫肌ダメージ込みで確一 。H201だと鮫肌込みで中乱数(50%)
・D120カイリューに対して150-176ダメージ。マルチスケイル時orC2段階下降時75-88ダメージ
→H167を鮫肌込みで確一。マルスケ流星群+鮫肌+非マルスケC下降流星群で確2
・D115キングドラに対して152-182ダメージ
→H151を確一
・D130ラティオスに対して138-164ダメージ


かえんほうしゃ

181-165ナットレイに対して100~120ダメージ(確二)
172-90エアームドに対して90~108ダメージ(確二)
175-100ハッサムに対して160~192ダメージ(中乱数1、鮫肌込みで確一)
175-131ハッサムをオッカの実込みで確二
187-135メタグロスに対して60~72ダメージ

逆鱗、地震
今回偶然A実数値が182となり、陽気ガブと同じダメージが出ます。
流星群+地震+鮫肌で187-151-135メタグロスを確定



  • 耐久調整
タスキなので最低限のものとしていじっぱりハチマキカイリューの神速確定二耐え調整
副産物として
いじっぱりガブリアスのダブルチョップ超高乱数二耐え
となっています。

  • 選択肢
・りゅうのはどう、ダブルチョップ、ドラゴンクロー
非推奨。技固定の無い流星群、C下降後も物理技で継戦能力を持つことを考えると安定技は不要に思います。
・だいちのちから
硬い鋼には地震よりもダメージが通ります。しかしやはり不特定多数へ撃っていきたい一致技は威力の高い地震を選びたいです
・だいもんじ
全振りでもテンプレ耐久ナットレイを倒せず、ハッサムもほとんどの場合火炎放射と確定数が変わらないため主にエアームドを仮想敵にppと命中率が高いかえんほうしゃを採用率しています。
 ラティオスの眼鏡流星群二連耐え調整の鉢巻ハッサムを確一(命中込みで85%、同条件火炎放射は18.8%で鮫肌込みで確定)

・ほのおのキバ
当初は非推奨としていましたが、有効な場面が浮かびました。逆鱗でなく流星群を打ち、それを鋼に受けられた場合です。技を変更出来るとはいえ、C下降により倒せず、引かざるを得ない場合、ほのおのキバが有効に思えます。
流星群+ほのおのキバで181-163-165ナットレイを確定2
・つるぎのまい
流星群と逆鱗を圧縮してダブルチョップにしなければスペースが足りません。ストッパーと受けループ対策を兼ねた、チョップ 地震 キバ 剣舞 のタスキガブがありますが別の型ですね。

  • すばやさ調整
まず同族対決には勝つ必要がありません。スカーフなら問題なく勝てますし、タスキミラーだと普通なら相討ちになるところですが、非接触技なためやはり勝つことができます。怖いのは陽気ハチマキガブリアスの先制ダブルチョップでタスキを貫通されることですが、型が割れていない限り、ハチマキガブがガブミラーでダブルチョップを撃ってくることは無いと思います。
やんちゃにして抜かれるのは、大体最速90~101族です。この中ですばやさ逆転により不利になる相手が思い付かなかったので準速にしています。無邪気最速の場合は攻撃が166まで下がります

  • C調整
今回は仮想敵を倒せるギリギリのラインにして残りをAに回していますが、Cに多く振る調整も考えられます。無補正全振りで無振りラティオスを倒すことが出来る他、補正を掛ければキノガッサをだいもんじで倒すことも可能になります。しかし龍技は指数受けよりもタイプ受けされる場合が多く、指数で受けてくるスイクンやヤドランやブルンゲルのような硬い水やサンダーを流星群で突破出来る訳でも無いためやはり種族値80ではうっかりやCSのような必要以上のC振りにはメリットを見いだせませんでした

  • 運用
基本的には先発にし、後ろを考えながら技をぶっぱなしていきます。

カイリューとの対面では火炎放射が安定択です。鋼に変えてきたら美味しく、居座られても逆鱗をタスキで耐え、次のターンに先制流星群。神速二耐えなため神速を撃たれても引くか捨てるかさせることができます。先制出来るカイリューには相手の動きを見てから行動できます。

また、ガブリアスを後発に置く場合でも相手のカイリューに対して繰り出すことが可能です。

ガブリアス、オノノクス、サザン、マンダには流星群を打ちます。
カイリューと違い交代がされた場合cが下がりますが、相手しだいでは物理技で継戦できます。

ラティオス、ラティアスには逆鱗を撃たなければ倒せません。しかしスカーフガブの可能性を考えれば居座り流星群は相手にとってハイリスクであり、こちらは倒せなくても流星群がローリスクミドルリターンの選択肢となり得ます

その他、通常のタスキと同じくステルスロックが撒かれてなければ全抜きエースのストッパーになります

  • 苦しい相手(ドラゴン)
カイリューとの対面で火炎放射が安定と書きましたが、スカーフカイリューであれば上から二回攻撃されるため火炎放射を撃つ暇がありません。更にスカーフ特殊カイリューであれば鮫肌でマルチスケイルが潰れることも無いため勝つことは不可能になります。少数ですが頭の片隅に置いて置くべきでしょう
ハチマキガブリアス、ハチマキオノノクスが躊躇せずにダブルチョップを撃ってきた場合もやはり負けてしまいます。オノノクスはアイテム無しでもそれなりの確率で一撃で落として来るため、遭遇数しだいでは耐久ラインを上げることも考えられます。

  • 相性のいいポケモン
通常のガブリアスの運用に加えて、ドラゴンとのタイマンに強いという特性を生かすならば、見せ合いで圧力をかけてドラゴンなどの高速アタッカーを引き出しやすいキノガッサとの相性が良好です。ガブリアスが苦手とする鈍足高耐久なポケモンに強いと言う意味でも優秀ですね。
マンムーやボルトロスなど襷がメジャーなポケモンをパーティーに入れて警戒を薄めることも考えられます。


育成論は以上になります。ありがとうございました
意見、コメント、質問、要望をお待ちしています

最終更新日時 : 2012/09/23 05:43:18

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コメント (14件)

  • ページ:
  • 1
12/08/23 07:18
1はすはす
準速ガブ良いと思います 

…ですが出来れば大文字の火力を載せてください

心内ですが評価5で
12/08/23 08:36
2鋼好き
コンセプト分かりやすく、ダメ計もよいですが、
もうちょっとレイアウトを。
育成論自体は準速ガブの良さが出ていていいと思います。
機会があれば、作ってみたいです。
12/08/23 08:51
3
キノガッサの影響で砂パが減ってきたってのも鮫肌採用理由に書き加えた方がいいんじゃないでしょうか
BWのカバドリュ隆盛環境なら皆さん鮫肌が出ても砂隠れを使っていたと思いますし
12/08/23 10:47
4名無しのおっさん
準速ならS252振る必要もないので準速100族抜きにしてみてはどうですか?準速のコイツやNランドFCボルトが出てくることないと思うんで

まあほとんど変わりませんが
12/08/23 15:02
5うい
自分としてはガッサとラティオスのタイマンを想定して陽気C252で文字持たしますね
カイリューのタイマンは耐久調整しなくても勝てるし、意地ガブのダブルチョップも低乱数なんで耐久調整の必然性は薄いです。
2刀流星メインで意地っ張りは合わないと思います。
12/08/23 16:23
6たくわん
〉5
どこにも意地っ張りとか書いてないと思います

育成論はとても面白いと思います!

心内評価5で
12/08/23 16:43
7k
半日で結構コメント付くんですね

>>1
だいもんじのダメージ計算
やってみます。

>>2レイアウト
時間があれば何か考えてみます
スマフォからでもいろいろできるのでしょうか

>>3
カバドリは減りましたが、バンギは依然多いです。今日軽く潜りましたが半分はいましたね。しかしそれでも相手の砂依存ですながくれを採用するのは思考回数を稼げる身代わり位だと思ってます。鮫肌がかなりの強特性なので

>>4
最低ラインは最速85族抜きの151でしょうか。激戦区なので準速安定と考えました
>>5
一応言っておくと、いじっぱりではなくやんちゃです
キノガッサを倒すにはc137程度が必要みたいですね。
この型は一応逆鱗メインですがうっかりやの特殊メインでもいいかもしれませんね
12/08/23 23:34
8うい
>7
いじっぱりでなくやんちゃでしたね、失礼しました。
キノガッサは素早さ以外振り方は特に決まっていないのでH全振りだとガブの極振りでも乱数、無振りだと補正無しでも確定1になります。
C252だけでも無振りの択が潰せるので補正まで振らなくても良いように思いますね。

最速にしないデメリットとして霊獣ボルトなどがいるのでそれについて一言あってもいいように思います。

拘りカイリュー神足2発調整はカイリューに後出しする為のものと思っていいでしょうか?
そうであれば使用一例として明記する必要があると思います。
12/08/24 01:02
9k
そうですね、カイリューに後だしすることも想定しています
書き忘れました
ガッサはH155 S134 残りDで計算してます。
ガッサはこの型で相手する必要無い気もしますが
12/08/28 03:10
10k
いろいろ修正+追記
12/09/01 22:47
11k
こいつはレーティングに潜るなかで自分好みにチューンして行った結果です。
レーティング環境は1敗を恐れずに少数の奇形奇襲を無視することが出来るため、一般的な龍に的を絞りタイマンに勝てるこいつを活躍させることが出来ました
同じ理由で受けループを完全に無視し、剣舞を抜いて、よく見る他のパーティーを厚く見ています
とりあえずこいつを入れたパーティーで100戦以内のレート1850を達成出来たためレート環境での有用性の証左としたいです。受けループは一回しか当たりませんでしたね。

大会で使えないとも思いませんが、1敗が重い環境ではどうなるかわかりません。
12/09/08 09:34
12@ゆゆさま
このガブリアス使ってみましたが、とても良い働きをしてくれますね!ドラゴンキラーとして元気に流星群ぶっぱなしてくれていますw

しかし…、取り敢えず
ガブ@襷
ガッサ@毒々
マンムー@スカーフ(襷をこちらとおもわせる)
………

みたいな無天候で組んでいるのですが、中々先発に龍が来てくれません。やはりマンムーなどの龍狩りを抜いて、わざとドラゴンが刺さっているような面子にした方が良いですか?

よろしければ筆者様の当時の構築を教えて頂きたいです。
12/09/08 22:52
13A研究室
鮫肌+準速の説明が良かったです。評価は5と言いたいところですが…
個人的に気になったところを質問させて下さい。

まず準速のメリットは本来の火力を落とさなくて済むと記述されていますが、それを示す仮想敵とのダメージ計算や具体例がない為に説得力が少し弱い気がします。
そして襷ガブが本来有利なはずのラティ対面で流星ではなく逆鱗を撃たなければならないのが一番気になりました。
なぜならラティとガブ対面ではラティ側はスカーフを警戒して引くことも多く、
そこで逆鱗を選択してしまうとゴツメムドークレセヤドランあたりに比較的安全に処理されてしまうからです。

↑の理由より個人的にAを高めるよりも、C調整をラティオス確定まで振る方が優先度が高いと思うのですがどうでしょう。

あと育成論には関係無いのですが、レートの高さを証明するならばPGLのニックネームも晒してもらえるとついでに勝率も見えていいかと思いましたが、無理して晒すこともないですのでこの辺は主の判断にお任せします。
12/09/12 06:31
14k
>>12
役立てて頂けたなら幸いです。ありがとうございます。
当時のパーティーは細かい変更はありましたが
ニョロトノ
キングドラ
霊獣ボルトロス
ガブリアス
ヘラクロス
ナットレイ
でした。ガッサ入ってないやんw最初は入ってたんです。

もしくはボルトガッサムetcグッドスタッフみたいないわゆる対面パーティーにもこのガブを混ぜてました。
あまり選出読ませ目的で構築いじるのはおすすめしません。マンムーいれたいならいれてていいと思います。
>>13
コメントありがとうございます。
対ラティオスですが、実体験ベースの結論として、初手対面なら流星群で問題なかったです。というか全振りで潜っても175ラティみたいなのもそこそこいて勝てなかったりしました。交代が可能で、ラティを倒せずとも瀕死級のダメージが入るのであとは後ろの先制技で処理するような流れですね。中盤以降でタスキがあるとき初めて逆鱗って感じです

182ガブリアスのダメージ計算は逆に何をいれたらいいかわからない感じだったので入れませんでした。他の方を参考に…?

NNは晒しません。もう落ちてますし
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