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攻撃
)低評価入れた方は理由をコメントしていただけると改善の目当てになりますので宜しければご協力お願いします。
- 今回の育成論ではHABCDSという略称を使います。左からHP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさです。
- 論中のポケモンの個体値は理想個体を前提とします。今回のランドロスは31・30・30・31・31・31のめざ氷個体です。
- ダメージ計算はトレーナー天国様のものを使用しました。
今回は巷で噂の力尽くランドについて考察します。ブログなんかでもちらほら考察されてますね。
ランドロスの考察と型概要
BWの準伝ポケ。その種族値は攻撃面で優秀です。BW1では砂の力を生かして高火力の地震とエッジを放つような戦い方がメインでした。
BW2では霊獣フォルムが解禁され、威嚇と更に強化されたAを生かして戦えるようになり、砂以外でも戦えるため従来の化身フォルムはだいぶ減ったように思えます。
ですが今回はその霊獣フォルムではなく、夢化身、それも特殊アタッカー型について考察します。
まず化身フォルムの夢特性は力尽くとなります。効果は技に追加効果がある場合それを打ち消す代わりに威力を1.3倍にするというものです。この追加効果というのは大文字やコメパンなど当たった後何割の確率で〜といったものを指し、アクロバットやストーンエッジ等ダメージ計算そのものに影響のある効果などは含まれません。自身にマイナスの効果があるものも然り(情報提供感謝します)。
さて、ではランドロスの技を見ると、力尽くが適用されるものは特殊が圧倒的に多いことがわかると思います。物理はせいぜい岩雪崩くらいです。化身ランドのCは115あり力尽く補正を加えると十分特殊アタッカーとして採用できる火力が出せます。
これによって砂以外でも戦える・火傷で機能停止しない・電磁波無効と非常に腐りにくい仕様となりました。加えて命の珠を持たせても反動ダメを受けることが少ないためローリスクで火力を底上げできるのも嬉しい点。範囲も非常に広いです。
欠点としては、耐久が心細いため上から叩かれるのには滅法弱いこと、火力があと一歩微妙なところです。ここら辺はパーティでうまく補完できる範囲だと思います。
追記:ボールによって繰り出し時に型バレする可能性があります。それもご注意ください。
- 特性
確定です。厳選やたらめったらきついですが頑張りましょう。
- 持ち物
同じく確定。力尽く補正のかかる技の時は珠の反動ダメージがありません。公式仕様です。
恐らくめざパ以外は補正かかる技になりますので実質ノーリスクです。
- 性格
最速確保のため。基本特殊技しか使わないのでこれで良いでしょう。岩雪崩入れる場合でも多分大丈夫。
どうしても両刀にして火力気になるなら無邪気で物理耐久は減らさないようにしましょう。
- 努力値
実数値はめざ氷個体で<H165A130B110C167D100S168>となります。CSぶっぱ。
先述のとおり微妙に乱数が惜しい相手もいますので火力はできるだけ削りたくない。またサンダーやマンダなどを抜けるので最速にしています。
エース仕様ならCSぶっぱを推奨しますが、サイクルに参加させるならH140C132S236とすることで物理面では珠バシャーモの意地フレドラ耐え、特殊面では控えめサザンの流星耐え、Sはサザン抜きといった調整もできます。
パーティに応じてCSベースから調整してください。
- 技構成
汎用性の高い技4つでほぼ確定だと思いますが、一応ピンポ気味の技も紹介だけしておきます。
尚、与ダメ被ダメ共に＠〜と表記がない限り持ち物なしの計算となってます。
大地の力
外す理由のないメインウェポン。力尽く補正を受けます。受けにきたのが耐久水なら結構ごり押しが効きます。
H207D167(H252D252↑)バンギラス:56.5%〜67.6%
H181D147(H252D84):ナットレイ54.6%〜64.6%
H167D110(H4)テラキオン:158.6%〜186.8%
H187D125(H252D116)メタグロス:122.4%〜145.9%
H207D135(H252)スイクン:51.6%〜60.8%
H207D125(H252)ブルンゲル:55%〜65.7%
H202D100(H252)ヤドラン:70.2%〜83.6%
H177D145(H252D252↑)ハッサム:55.9%〜66.6%
耐久水など物理受けが出てくれば大概突破は容易。
サイコキネシス
格闘への打点。実は力尽く補正でめざ飛を超える威力。一貫性も高く使いやすいです。
めざ飛でない理由は、めざ飛の一番の対象であるガッサはサイキネで十分、ガモスに打点を持つにしても岩雪崩がありますし、さらに言えば無理にこいつで相手取ることもありません。
それなら反動の無いサイキネの方が優先度が高いと思います。
H212D85(H252)ローブシン:106.6%〜126.4%
H136D95(H4)ゲンガー:149.2%〜175.7%
H157D127(H252)FCロトム:47.7%〜57.3%
H163D80(H220)キノガッサ:146.6%〜173.6%
H159D115(H4)ヘラクロス:104.4%〜124.5%
H振りロトム程度なら90%くらいの乱数2。ブシンはH振りのみってそんないないですがまあ目安ってことで。
気合玉
これも力尽く補正かかります。実はルカリオの波導弾より威力が高い。
バンギ・ナットを一撃で屠り去りたいときに。あとはこれまで突破が困難だったムドーにも結構ダメージが入ります。
その他氷への役割破壊にも。
H207D167(H252D252↑)バンギラス:98%〜117.8%
H181D147(H252D84)ナットレイ:96.1%〜113.2%
H199D110(H252)サザンドラ:117.5%〜138.6%
H172D90(H252)エアームド:82.5%〜97.6%
H198D126(H252)ヒードラン:102.5%〜120.7%
H197D150(H252D252↑)ユキノオー:87.3%〜103%
D特化したユキノオーでようやく低乱数。ということは大概の氷は当たれば一発です。
まあ、襷が多いんですが。
目覚めるパワー氷
受けにくる霊獣ランドやグライを返り討ちに。その他マンダなどにも。
これは力尽く補正受けず珠反動ダメ受けますのでご注意を。
H179D95(H228)グライオン:136.3%〜162.5%
H196D100(H252)ランドロス:119.3%〜140.8%
H171D100(H4)ボーマンダ:136.8%〜161.4%
H184D105(H4)ガブリアス:118.4%〜141.3%
H197D113(H252D20)サンダー:51.2%〜61.9%
ランドロスはフォルム変っても耐久同じです。一応。
サンダーはここ最近めざ飛が増えているので対面でも打ち勝てる可能性が高まりました。これは珠ラティ流星耐えのものです。
候補
ここから先はパーティでどうしても薄いところがあればって感じです。
目覚めるパワー飛行
サイキネだとH振りヘラが低乱数だったりするので必要であれば。これも反動ダメ受けます。個体値はUで計算。
H252D115(H252)ヘラクロス:161.4%〜191.9%
H192D125(H252)ウルガモス:70.3%〜85.4%
H197D105(H252)ユキノオー:83.2%〜98.9%
岩雪崩
ウルガモスピンポ。まさにそれだけですね。
H192D125(H252)ウルガモス:151.5%〜181.2%
あとはせいぜい蜻蛉、寝言くらいでしょうか。草結びなんかは大地で十分ですし。
- 被ダメ一覧
強化アイテム持たれると大体厳しい。なので耐久調整するならその辺を一撃耐えるようにするといいかも。
A204(A252↑)バンギラス
ストーンエッジ:63.6%〜75.1%
冷凍パンチ:128.4%〜152.7%
A200(A252↑)ガブリアス
逆鱗:75.1%〜89%
C111(C4)スイクン
波乗り:72.7%〜87.2%
冷凍ビーム:96.9%〜116.3%
A200(A252↑)ハッサム@鉢巻
バレットパンチ:56.3%〜67.2%
C165(C156)サンダー@眼鏡
めざ飛:60%〜70.9%
A160(A252↑)ナットレイ@鉢巻
ジャイロボール:112.7%〜132.7%
C194(C252↑)サザンドラ
流星群:92.7%〜109.6%
A181(A252)テラキオン
インファイト:33.3%〜40%
ストーンエッジ:56.3%〜67.2%
A211（A252↑）根性ローブシン
ドレインパンチ:36.3%〜43.6%
マッハパンチ:20%〜23.6%
ストーンエッジ:65.4%〜77.5%
目安は大体こんな感じでしょうか。こちらは後出しを許さない程度の火力があるので、あとは対面時の強化アイテム、スカーフにご注意くださいということで。
- 立ち回り
基本確1にできる相手と対面し受けだしを許さない形で相手に負担をかけます。ようはエース仕様です。
故に先発、死に出しがメインになるかと。ただし無効タイプが二つあること、半減相手に繰り出せる程度の耐久はあることから全くサイクルに参加できないわけではないです。
範囲が広いので相手パーティによっては思考停止大地の力でも打ち勝てたり。活躍できる場さえ整えればそこまで深い読みは必要としません。
- パーティー編成について
エース仕様なのでこいつを中心に組んだ方がまとまると思います。
エンぺbw/3212は相性補完に優れ、またステロ・欠伸などはこいつと相性がいいです。ただWロトムがやや重い。
他にはハリテヤマbw/2679。苦手なノオー・パル・マニュ・マンムーなどの氷を狩ってもらいましょう。
あとはボルチェンサポートのできるWロトムやCロトムなどは水を狩りつつランドの無償降臨も狙えていいです。
普通にバンギと組み合わせてもok。相性補完に加えてランドより速い敵、ランドが確1にできない敵をいかに処理する・削るかに焦点を置いてパーティを組みましょう。
- 用語説明
るるぷうさんの記述を引用。（許可は取ってあります）
とある初心者さんに現状育成論はわかり易いか、見易いか？と尋ねたところ、
「略称がわからない」
「実数値表記がわからない」
「役割って何？」
「ダメージ計算の見方がわからない」
等の意見を頂いたのでここに簡潔に纏めておきます。
- 略称
・V・・・個体値が31であること。
・U・・・個体値が30であること。
・6V・・・HABCDS全ての個体値が31であること。
・めざ○○理想個体･･･めざパの威力が70でありかつその条件化で個体値が最大であるポケモン。たとえばめざめるパワー氷ならHV,AU,BU,CV,DV,SVでめざめるパワー氷70。
- 数値類
・努力値表記・・・そのポケモンの努力値配分の表記。
- ポケモン用語
・サイクル・・・炎ポケモンと水ポケモンが対面していて、こちらが草ポケモンに交代し、水タイプの技を半減で受ける。次のターン相手はこちらの草タイプの攻撃を炎タイプで受けに来る。炎タイプの攻撃に対しこちらは今度は水タイプで受けるなど、両者ポケモンを交代しながら戦うこと。
・役割・・・そのポケモンに後出しから勝つことが出来ること。
・環境・・・その時々での流行りのこと。例えば雨パーティが流行ってるときは雨環境という。
・エース・・・こちらは役割を持ち辛く、相手に役割を持たれにくいポケモン。具体例はバシャーモ。耐久が低いので後出しすることが難しく、火力が高いので後出しされにくい。
・採用理由・・・そのポケモンを何故パーティにいれるのか、具体的に何に対して強いのか＝どのポケモンに役割を持っているのか、もしくは何故強いのか。
- ダメージ計算の見方
こうげきの実数値182(陽気努力値252)のガブリアスの逆鱗を食らった場合、44%から52％ほどのダメージを受ける。(半分前後のダメージを受ける。)
低乱数2とは低い確率で2発で倒されるということ。
例えば高乱数2なら高い確率で倒される。確定2なら2発で必ず倒される。ただし急所は考慮していない。
BW2発売当初は霊獣ランドばかり注目されましたが、夢化身もなかなか使いやすいと思います。ここではCSベースですが他にも両刀型や耐久に振って瞑想型なんてのも可能性があると思います。一度化身も作ってみてはいかがでしょうか？
以上で考察を終わります。
何かアドバイス・要望・疑問点・矛盾点などございましたらコメントにてお願いします。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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