- ダメージ計算は「トレーナー天国」様の計算機を使用しています
- シングル63、Lv50フラットルール想定です
- 体力:H 攻撃:A 防御:B 特攻:C 特防:D 素早:Sの略称を使っています
- 個体値は基本的に6V前提です
- 無断リンクしていますので、問題がある場合はご報告お願いします
- リオルについて
種族値:40-70-40-35-40-60
これまでは進化前ということで、ルカリオに勝る採用理由はありませんでした。
「しんかのきせき」を持つほどの耐久でもないので、BW環境においても採用理由はありませんでした。
しかし、BW2にて夢特性「いたずらごころ」が解禁されました。
進化後とは違う特性であり、全く違う方向での活躍がさせられそうということで、自分なりに考えた育成論を書かせていただきます。
既存の育成論にbw/2776がありますが、
・努力値が大幅に異なる
・考察が足りない
・当時手に入らなかった
という理由により、フォークとして投稿させて頂きます。
- 型概要
性格:ようき
特性:いたずらごころ
持ち物:きあいのタスキ
努力値:H12 B244 S252
実数値:117-90-91-×-60-123
<調整先>
【S】
最速です。
マッハパンチを持っているテクニシャンキノガッサは、いじっぱりの個体も多く抜けることで、ほえる+まねっこループに持ち込める相手が増えることが期待できます。
ただ、キノコのほうしの可能性がありますのでキノガッサを起点にこの戦術を始めるのは厳しいです。
【物理耐久】
余りで最大になるようにし、いじっぱりA252振りガブリアス(A200)のダブルチョップをなるべく高乱数(95.7%)で耐えるように調整。
個体値はHBSの3Vくらいで全く問題ないと思います。
- 技構成
ほえる/まねっこ/選択技/選択技
<確定技>
ほえる
この技自体は「いたずらごころ」で使っても優先度はマイナスのままです。
それでも優先度は1つ上がりますので、キュウコンといったリオルより素早いポケモンの「ほえる」には先制できます。
まねっこ
この型のキモ。補助技なのでこれが優先度+1。
効果は「敵味方問わず、直前に使われた技を出す」というもの。
これにより、自身で出した「ほえる」をその後は安定して先制で出していこうという訳です。
<選択技>
バレットパンチ
仕事が終わった後の削り技です。
無効タイプがないのが特長です。
けたぐり
A無振りですが、ほえる+まねっこ戦術にとって天敵といえる、バンギラスやユキノオーに十分なダメージを与えられます。バンギラスの最速より遅く、ユキノオーと同速である点に注意ですね。
流石にカバルドンは無理です。
いやなおと
相手が最後の1匹となった時の散り際に撃つ技として。
これを撃つ時はこちらの最後の1匹は物理攻撃を行うポケモンである時となります。
カウンター
相手にカイリューなどの対策となるポケモンが入っている場合に使用する技となります。
進化前のポケモンで襷カウンター自体はよくありますので、読まれる可能性はあります。
相手のサブウェポンによって減る体力が多くなるメリットと連続技に弱くなるデメリットが混在しますが、カウンター採用時はHS振りという選択肢もあります。
いのちがけ
相手の体力を奪う目的ではなく、相手が最後の1匹となった時にリオルが積みの起点にならないために撃つ技です。
※候補技をご提案くださったはるかぜさん、tさんありがとうございます。
- 立ち回りなど
他のポケモンでステルスロックを撒いてから死に出しします。
タスキを利用して吠えるを使用した後、優先度+1の「まねっこ」で先手で「ほえる」を連打し、ステルスロックのダメージを蓄積させることが目的となります。
- 注意点
優先度+2の先制技の「しんそく」「フェイント」を使ってくる可能性があるポケモンの、カイリュー・ウインディ・ルカリオ・スイクン・トゲキッスなどにも注意が必要となります。
特性「マジックミラー」を持つポケモンである
エーフィ・ネイティオ
には、「ほえる」が跳ね返されてしまい戦術が全く通用しません。
同じ特性「いたずらごころ」を持つポケモンでリオルより素早いポケモンである
エルフーン・ボルトロス・トルネロス
辺りに補助技を使われると「まねっこ」で出る技が変わってしまうので注意が必要です。
また、砂嵐や霰でタスキが潰れてしまうのも辛め。
- 差別化
ほえる/ふきとばし/ねむる/ねごと
という技構成のプテラやドラピオンが挙げられます。
リオルの優位点としては
・ハマってしまえば、不確定要素に左右されることがない。
・戦術で技は2枠しか埋まらないので、ギリギリ残ったポケモンを処理できる先制技を搭載できる
といったものが挙げられます。
- ダメージ計算
・けたぐり
H252振りバンギラス(H207-B130) 乱数1発(92.7%〜110.1%)
HB無振りユキノオー(H165-B95) 確定2発(65.4%〜77.5%)
※バンギラスには威力120、ユキノオーには威力100となります。
被ダメージ
いずれも連続技ですが、1発当たりのダメージです。
意地っ張りA252振りガブリアス(A200) ダブルチョップ 乱数2発(43.5%〜51.2%)
A252振りパルシェン(A147) つららばり 確定5発(20.5%〜23.9%)
※スキルリンクなので確殺
夢特性解禁で、相手のパーティ次第で嫌らしい働きができるポケモンになったと思いますので、是非1度試してみてはいかがでしょうか。
レベル1頑丈ポケモン同様、意識されると厳しいところはありますが;
最後までご覧頂きありがとうございました。
- 更新履歴
2012/7/6 「注意点」の項に特性「いたずらごころ」「マジックミラー」を追加
2012/7/8 選択技の追加と、それに伴いダメージ計算の内容を追加
2012/9/28 ミス修正+努力値振りを変更
2013/1/9 カウンター採用時のHS振りについて追記