今回は両刀ルカリオの育成論について説明していきます。
尚、より正確なる審査をして頂きその上で改善を加えたいと思い
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不適当なコメントに対しては返さないことがあります。
誤字・脱字など修正を求めるコメントは歓迎します。
また、このようにしたほうが良い等といったコメントも歓迎します。
※ダメージ計算については、見やすくするため
計算の結果のみ記載してあります。
(不都合な点があれば随時修正を加えるつもりです)
※ここでは、個体値といった非公式用語や、
攻撃力→Aなどと省略していく場面があります。
また半角と全角の数字が所為で見られますが意図的にしたものです。
見ずらいようであれば修正します。
本論開始です
今回の育成論も「対ガチ環境」を意識した構成であり
皆様の足がかりとなればよかれという気持ちで望みました。
ルカリオはその技レパートリーの豊富さと種族値により
物理Aや特殊Aまたは両刀もこなす器用な子であります。
その様子から育成論も様々なものが多く
剣の舞しんそく型や両刀型
特性「精神力」やこの指とまれといった技も使えるのでダブルでの活躍もありそうです。
そして今回、僕が目を付けたのは両刀ルカリオです。
中でも物理派ではなく特殊派ルカリオについて説明していきたいと思います。
特殊派というのは、努力値振りがC寄りという意味です。
まずは種族値を見ていきましょう。
70-110-70-115-70-90合計種族値525です。
他525という値は「ブイズ」や「カバルドン」といったポケモンがいます。
ルカリオは技豊富さ故に両刀にすることにより種族値が無駄なく使える
といった利点があるといえるでしょう。
次に両刀・特殊>物理にしたことについてです。
最近の環境ではヤドラン ブルンゲル グライオンといった受けが重宝されます。
なぜかというと、ヤドランは「加速バシャーモ・ローブシン」
ブルンゲルは「からやぶパルシェン・舞ハッサム」
グライオンは「ドリュウズ・キノガッサ」を安定して受けれるような存在であるからです。
この子たちを受けれるということは、相手の全抜きエースの暴走の阻止や
強ポケに対しての牽制ができるので、これは受けの存在意義として重要です。
特殊派ルカリオは、これらの強い受けポケたちに交換を読んで技を当てたり
または身代わり発動から確実にアドバンテージをとっていく、という使い方です。
タイマンでは「ヤドラン」「ブルンゲル」「グライオン」に勝つということは
不可能・・・とまではいいませんがあまりお勧めはしないです。
性格【おっとり】
特性【精神力】
持ち物【達人の帯】
育成論での理想個体は30-31-30-31-31-31(めざ氷70)
努力値 H0 A4 B0 C252 D0 S252
実数値 H145 A131 B81 C183 D90 S142
(補足)C183は臆病C極ラティオス(C182)
より1高い数値であります。それだけです。
確定技◆悪の波動/◆めざめるパワー氷/◆跳び膝蹴り
選択技◇みがわりorしんそくorバレットパンチor真空波
Q.なぜおっとりなのか?
A.対ブルンゲルとのタイマンで負うダメージを少なくしたかった。
また、おっとりでDを下げないことにより
ヤドランの無補正C12振り大文字を、ほぼ確定で一発たえることができます。
運用としてはあくまで「相手の交換を読んで当てる」ことがメインですから
タイマンでの運用はお勧めしません。しかし、やむをえないときを考慮すると
性格【おっとり】にしたことの可能性が見出せると思います。
※火力については技の項目で説明します。以下同文。
Q.この型で最速の理由は?
A.技「跳び膝蹴り」を使う理由にあります。
ルカリオは素早さ補正無しの最速にすることによって
最速ヒードランが抜けます。ちなみに最速ヒードランのSは実数値141
Q.持ち物【命の珠】ではダメですか?
A.ハッキリ言わせてもらいますと、ルカリオの性格がうっかりや
自身の耐久を意識せず、また選択技が【身代わり】ではなく
【先制技】を入れる場合、達人の帯より珠がいいです。
各自使い分けると良いでしょう。
僕のは【達人の帯】でも必要な与ダメージ量は確保できると判断し
珠を持たしてありません。
Q.ルカリオがH無振りに意味はありますか?
A.今回はA4 C252 S252が必要な配分であり
単純に体力に努力値を入れる余裕がなかった。しかし
実数値145は4n+1(身代わりをしたときに無駄がない)です。
- 悪の波動 について
悪の波動は前述に記したヤドラン ブルンゲルに交換で当てるといった対抗手段です。
こちらが与えるダメージ計算を見ていきましょう。
※この育成論では、あくまで持ち物「達人の帯」なので
「命の珠」の有用性があっても珠でのダメージ計算は掲載しません。
〜ルカリオがC特化(183)で帯を持ったときの与えるダメージ〜以下同文
悪の波動→H207D126ブルンゲル【確定2】一発目5割〜6割
悪の波動→H202D101ヤドラン【確定2】一発目6〜7割
悪の波動→H217D106ランクルス【確定2】一発目5.6割〜6.8割
悪の波動→H136D110シャンデラ【乱数1】一発目9割〜10.5割
シャンデラは他の配分でH振っていても大体は確定2ということです。
シャンデラに関しては特に交換読みで悪の波動を当てなければ
ダメージを与えることすらできないこともありえます。
確実に読み当てる状況を作っていきたいですね。
Q.攻撃力特化の珠持ちルカリオが剣の舞を1回し、噛み砕くをするのと
相手の交換から悪の波動を2回打ち込むのとどちらがいいですか?
A.上記ルカリオの火力はB特化ブルンゲルをちょうど確1に持っていける
魅力的な火力ですが、B特化ヤドランには確定で耐えられてしまいます。
悪の波動であれば相手が交換で出してきた際、悪の波動を2回打ち込めば
倒せますので、反撃を食らう心配がありません。
対カイリュー(めざめるパワー氷項目)についても同様となります。
- めざめるパワー氷 について
これは前述に記したグライオンに交換で当てるといった対抗手段です。
めざめるパワー氷→H179D96グライオン【確定1】一発目13.6割〜16割
めざめるパワー氷→H189D134カイリュー【確定2】※マルスケ発動込み
一発目4.8割〜5.7割
カイリューに対しても交換で読み当てると良いですが
あくのはどう→めざめるパワー氷の流れでも倒せます。
相手が最速やスカーフでもない限り返り討ちは喰らわないでしょう。
これもブルンゲル同様C極、帯以上の火力ではないと厳しいです。
- 跳び膝蹴り について
これは「おっとり最速ルカリオ」が「最速ヒードラン」より1速いので使います。
〜ルカリオがA4振り(131)で帯を持たせたときの与えるダメージ〜
跳び膝蹴り→H193B127ヒードラン【乱数1】一発目9.6割〜10.4割
同じく交換読みで当てるのが理想的な展開となりますが
あくのはどう→跳び膝蹴りの流れでも倒せます。
相手がスカーフでもない限り返り討ちは喰らわないでしょう。
ルカリオ受けにヒードランなんて来ません!という方もいるとおもいますが
A4振りでもこのくらいの火力はあるという目安になればなと思ってます。
- 真空波 について
特殊の先制技であり、対パルシェンにとても強い技といえます
真空波→H153D65パルシェンを【確定1】一発目10.1割〜11.9割
つららばりやロクブラを受けて反撃ができます。
パルシェンが襷でない限り交換からでも倒せるでしょう。
-------------育成論は以上です--------------
本育成論を見てくださった方、ありがとうございました。
自分なりに煮詰めた方ですが、意見がありそれが適性と判断した際には
随時修正を加えていく所存であります。
評価等のコメントも大歓迎です。