今回はヒードランの育成論について説明していきます。
尚、より正確なる審査をして頂きその上で改善を加えたいと思い、
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不適当なコメントに対しては返さないことがあります。
誤字・脱字など修正を求めるコメントは歓迎します。
また、このようにしたほうが良い等といったコメントも歓迎します。
※ダメージ計算については、見やすくするため
計算の結果のみ記載してあります。
(不都合な点があれば随時修正を加えるつもりです)
※ここでは、個体値といった非公式用語や、
攻撃力→Aなどと省略していく場面があります。
諸事項がうっとうしかったですね。
さて、ヒードランには様々な種類が存在しています。
拘り眼鏡、拘りスカーフなどのアタッカー系や
風船型、どくまも型などの役割重視系です。
今回僕が目を付けたのは風船型ヒードランです。
風船は相手の地面技に対して一方的に強くなれますが攻撃技が一回でもあたると
地面技を無効化する効果がなくなるという使い道が限られるアイテムです。
しかし、ヒードランが風船を持つことで得られるメリットはあります。
それは
- 使用率の高い対ガブリアスとの読み合いに有利になれる。
- めざめるパワー地面の無効化。
ただ、相手のガブリアスが拘りじゃないと、思い通りにいかないことがある
というのが難点です。対ウルガモスは、さざめき→メザ地と潰されてしまうので
どうやって風船を残した状態で場に出せるかがとても重要です。
風船型ヒードランは既に投稿されているものがありますが
僕はかつてない【控え目】の風船ヒードランについて語っていきたいと思います。
なぜ控え目にしたかというと、めざめるパワー氷を使い
仮想敵であるガブリアスを確定1に持っていくためです。
Q1.龍の波動じゃだめなのか?
A1.例えば風船ヒードランが相手の鉢巻ガブリアスの逆鱗を読んで受け止めた際、
素早さの関係上、相手の逆鱗がまず2発くらいます。ヒードランが攻撃できるのは
ガブリアスの逆鱗を2発くらったあとです。その後、龍の波動を打ち込みますが
相手はガブリアスなのでHPが4分の3程残っていれば一発耐えるのです。そしてヒードランは、ガブリアスの鉢巻逆鱗(3度目)を受けきれないので、これでは確実な遂行とはいえません。
Q2.A1の逆鱗を受けてメザ氷で仕留めるなら、スカーフヒードランでもできませんか?
A2.スカーフヒードランは相手の地震技を読んで繰り出せないため
繰り出し性能は風船のが上です。
Q3.龍の波動だと、ラティオスを確定2にできますが、めざめるパワー氷だとどうですか?
A3.この育成論はめざめるパワー氷でラティオスを確定2にできる努力値配分です。
Q4.ドラゴンを受けて倒すならグロスでもできますが?
A4.確かにそうですが、ヒードランは炎技を受けつつ、
風船を持たせることによりドラゴンに対しても戦える力が備えられます。
ドラゴンタイプは役割破壊の炎技を持つことが多く
これを特性もらいびによって無力化できることは
グロスより風船が割られにくいと言えます。
風船ヒードラン(控え目)努力値振り
メザ氷理想個体【H31-A30-B30-C31-D31-S31】を前提にした配分です。
努力値 H68 A0 B0 C196 D4 S236
実数値 H175 A99 B126 C192 D127 S127
実数値H175は16n-1となり、定数ダメージを最小限にしてくれます。
耐久値Bは陽気A252鉢巻ガブリアスの逆鱗を2耐え調整
陽気A252持ち物強化なしガブリアスの逆鱗を3耐え
ついで意地A108鉢巻カイリューの逆鱗を高乱数2耐え
耐久値Dは臆病C252眼鏡ラティオスの流星群を高乱数3耐え
(眼鏡ラティオスは、攻撃を続行したときに耐えられる回数を意味します)
Sは最速バンギ抜き(125)+2で127
S125調整しているポケモンもいますので余分に振ってあります。
◆技構成◆
確定めざめるパワー氷/大文字/ストーンエッジ
選択鬼火orラスターカノンor大地の力or身代わり
●めざめるパワー氷は、型のコンセプト上必須なので確定技です。
●大文字は、本来の行動性能を確保するため確定技となります。
●ストーンエッジは、相手のウルガモス、シャンデラなど、
上記の特殊技が通らなくなった相手に有効であり、確定にしてあります。
○鬼火は、ヒードランが苦手とする相手(バンギラス、ギャラドス等)に当ります。
相手が攻撃技を受けるつもりで繰り出した際に有効です。
命中率が75%と低いので、選択になります。
○ラスターカノンは、対バンギやテラキオンと、範囲は限定されますが
その分鬼火よりも確実な対処が可能となります。
タイマンではあまり使えませんが、相手の交換を読んで撃つと
アドバンテージとなるでしょう。範囲が狭いので選択です。
○大地の力は、対ミラーのときに強くなれるでしょう。
育成論では確定にストーンエッジを採用していますが
対ミラーがやむを得ないのであれば4つ目の技として候補に入ります。
○身代わりは、対グライオンに交換でだされたとき
展開を有利に持っていけるでしょう。
【火力】
●めざめるパワー氷
→H44B28ガブリアスを確定1
→H180D108カイリュー(マルチスケイル発動込み)確定2
※龍の波動だと確定3になる
→H4ラティオスを確定2
→H188D12サザンドラを中乱数2(中乱数よりやや高め)
●大文字
→H252D116メタグロスを確定1
●ストーンエッジ
→H4シャンデラを確定2
→H162以下ウルガモスを確定1
→H164〜252間はウルガモスを高乱数〜中乱数1
○ラスターカノン
→H4テラキオンを中乱数1(中乱数よりも高め)
→H252バンギラスを中乱数2
○大地の力
→H252ヒードランを確定1
→H4テラキオンを確定2
→H4シャンデラを乱数1(低確率)
育成論は以上となります。
参考になれば幸いです。