シャンデラ - ポケモン育成論BW

ダブルバトル補完 トリルシャンデラ

2012/04/08 14:37:34

シャンデラ

HP:HP 60

攻撃:攻撃 55

防御:防御 90

特攻:特攻 145

特防:特防 90

素早:素早 80

ブックマーク4.914.914.914.914.914.914.914.914.914.91登録:0件評価:4.91(11人)

シャンデラ    ゴースト ほのお  【 ポケモン図鑑BW 】

とくせい
もらいび
せいかく
れいせい(特攻↑ 素早↓)
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 防御:4 / 特攻:252
覚えさせる技
ねっぷう / シャドーボール / トリックルーム / まもる
持ち物
いのちのたま

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目的
対人戦
ルール
フラットルール / 見せ合い64
対戦形式
ダブルバトル
このポケモンの役割
指定しない
ミラクルシューター
指定しない
登録タグ

考察

こんにちは。Sanchesと申します。

今回もダブルバトルの補完です。
トリパのシャンデラについて紹介していきたいと思っています。
基本は:bw/2755 と同じなので、参考にそちらもどうぞ。



  • HCシャンデラについて

火力と耐久力を両立しています。
火力,耐久に振る目的はある程度の打ち合い性能,繰り出し性能を持たせることで、行動に安定感を持たせることです。自身の役割遂行のために、役割対象に殴り勝てる程度の耐久力と思考停止で負担を掛けにいく為の火力を伸ばします。流星群のような高火力技や、噛み砕くの様な抜群技は耐えることができませんが、大抵の等倍技は耐えるだけの耐久力を有します。
CS型と比較すれば、ある程度の安定感と引き換えに中速同士のS合戦を諦めた型と言えるでしょう。

HC型のもう一つの魅力は、トリックルームを仕込みやすいことですね。
若干素早さが高いものの、低速ポケには有利であることが多いシャンデラにはさほど動きづらさを感じることなく、トリルエースとして十分な活躍を期待できます。
ある程度の耐久を有するので、猫だましや粉のサポートがあれば、自らが始動役として動くこともできます。また、拘りトリックや猫だましを受けないというのも特徴ですね。

ということで、トリル用の最遅シャンデラです。



  • 採用理由
 ・鋼,超,草,氷等への打点
 ・草,氷,闘,鋼等に対する耐性
 ・高火力+全体攻撃の特殊トリルアタッカー
 ・猫だまし無効のトリル始動役




  • 配分
・性格:冷静
・個体値:31-×-31-31-31-0
・努力値:252-0-4-252-0-0
・実数値:167-×-111-216-110-76
・技構成:{・熱風 ・シャドーボール ・トリックルーム ・守る}

トリパ仕様の最遅型。トリル下で熱風を連打できる体制が整えば、非常に厄介なトリルアタッカーとして活躍してくれます。
耐久力はどのように振っても安定した域には達しないので、メインの始動役ではなく、トリルアタッカー+補助始動役と言った感じの採用になります。
トリル下の運用には高すぎるS実数値ですが、低速ポケモンはナットレイなどの草タイプや、ローブシンなどの格闘タイプなど比較的有利なポケモンが多く、そこまで気になりません。また、最近多いクレセリア軸のトリパに対して、クレセリアより先に動けるのはメリットです。メタグロスなどは仕様上、クレセリアの付近にSを調整していることも多く、強気に立ち回ることが出来ます。
熱風は全体技ゆえ比較的片方には低負担でやり過ごされることも多いので、味方の動きも重要になります。


  • 調整ライン

 ●C

・200(↑132)…シャドーボールで167-110シャンデラ確定1
・201(↑140)…*1.5熱風で185-139メタグロス確定1 *1.95シャドボで223-157クレセリア確定1
・206(↑180)…熱風で185-139オッカグロス確定2
・209(↑196)…*1.5シャドーボールで187-150ラティアス確定1

 ●HP

159(188)…16n-1 10n-1 カポエラーのジュエル不意打ち耐え

H-B
・A187メタグロスのコメットパンチ確定3耐え
・A176メタグロスの思念の頭突き確定2耐え
・A200ハッサムの消費アクロバット*2確定耐え

H-D
・C125水ロトムのハイドロポンプ耐え
・182ラティオスの流星群耐え



  • 持ち物

 ・命の珠

エース仕様の持ち物です。HP消費と引き換えに、恒久的な火力Upを期待できます。
2ターン目以降から総ダメージ量がジュエルを上回ることからも、トリル状態で相手に火力を押し付ける立ち回りに適しています。サブウエポンも引き上げることができるので、トリル下の制圧力を高める事ができます。


 ・炎のジュエル

火力Upアイテムとしてはよりエースとしての色を強く出すことができる命の珠に負けているような気もしますが、この上昇幅はやはり魅力です。
耐久調整を施した場合は、調整が崩れない点や、削ったCをカバーできる点等から非常に優秀です。


 ・ラムの実

モロバレル,ユキノオー,ナットレイ,クレセリアetc.に繰り出す際、状態異常による機能停止を防ぐことができます。
中速トリパが増えたこともあり、ナットレイやモロバレルがまたトリパ対策の主流となってきたので、火力Upが必要ない場合の優先度は高めです。


 ・気合のタスキ

安全に始動させたい時に。
シャンデラは挑発,トリック等諸々の妨害は受け付けにくいですが、耐久力だけはどうしようもないので襷で補います。



  • 相性のいいポケモン

 ・横の相性

 ・カポエラー
通称カポシャンorカポデラー。いつの間にかBW環境のメジャーな組み合わせになっていましたね。ラティに強いのがいい。
タイプの相性補完が良好なのは勿論、技や特性でのシナジーも強い。
攻撃面では、猫だましやフェイントで動きやすくしたり、手助けで火力補助をしてくれたりします。
防御面では、威嚇の補助やワイドガードが優秀。
スタンなのかトリルなのか、スカーフなのかジュエルなのかといった様に、非常に選択肢が多く、型判別が難しい組み合わせです。


 ・ハリテヤマ
GSルールでも話題になったガチトリパ仕様の組み合わせです。
始動役+トリル補助の組み合わせにもかかわらず、両者共に異常なほどの火力を持つ組み合わせとなっています。
一般的なトリパ対策に用いられるナットレイやモロバレルに両者とも強く、トリル返しを目論むクレセリア等は珠手助けシャドーボールで葬ることができるというトリパ対策泣かせのトリパです。
根性インファイトの火力は凄まじく、相方の全体技と合わせれば大抵のポケモンを葬ることができます。また、サブウエポンもタイプ一致と同じように扱うことができ、トリル下での生圧力には目を見張るものがあります。
反面、両者とも耐久に不安が残るので、催眠等で攻撃を受けないようにするか、殴り勝てる構築にする必要があります。



 ・縦の相性

 ・草タイプ
具体的には、ナットレイ,ユキノオー,モロバレル。互いの相性を補完しあっています。
シャンデラの苦手な水,岩タイプに強く、雨パに対してメタを張れる面々です。
ナットは物理火力と対雨,トリパ、ノオーは対雨パと並べたときの吹雪熱風連打による制圧力、モロバレルは苦手な敵を悉く眠らせる胞子とトリル補助が魅力。
これらのポケモンもトリルの恩恵を受けることができ、ナットレイ,ユキノオーはトリルアタッカーとして、モロバレルは補助ポケモンとして活躍してくれます。


 ・水タイプ
岩雪崩や地震,水技からの逃げ道として活躍します。
相性が良いのは、ブルンゲル,スイクンの2体です。
ブルンゲルはトリル始動と潮吹きによる高火力アタッカーの枠を務め、シャンデラとの相性補完も良好です。
スイクンは、安定した耐久と火力を持ち、シャンデラの苦手な敵を比較的低負担で見ることができます。下降補正を持つ零度型も、トリル下では動かしやすくなります。



 ・パーティ単位

トリパでシャンデラを使用する際、その一番の採用理由となるのは火力だと思います。
そうすると問題となってくるのは、耐久力の低さですね。解決法として、
・シャンデラのほかに耐久力の高い始動役を用意する。
・タスキを持たせて強引に始動する。
の二つが考えられます。
一つ目の場合、始動役を2体以上組み込むことになるので、パーティを圧迫する原因となります。(そこまででもないですが)また、火力アップアイテムを持たせることができるのでよりトリル下の制圧力に期待できます。
二つ目の場合は、トリル始動役の枠を圧縮することができますが、場合によってはシャンデラの火力を活かせない場合があります。また、2発目以降の攻撃は耐えられないので、怒りの粉や猫だましのサポートが必須になります。

また、シャンデラを入れる際に気をつけるべきは、
対雨パ,砂パ,バンギ+マンダに対して明確な回答を持たせることですかね。
左から、草タイプ,格闘タイプ,水タイプ(冷B)等で対応できます。まぁ、過労死しやすいタイプが並んでいるので、パーティ全体で補う必要はありますね。


  • ダメージ計算


 ・火力 ※216  無 / 珠 / ジュエル

 ・熱風

185-122 メタグロス 81%〜95.1% / 105.4%〜123.7% / 120%〜142.7%
185-139 メタグロス 71.3%〜84.3% / 92.9%〜109.7% / 108.1%〜127.5%
181-184 ナットレイ 112.7%〜132.5% / 146.4%〜172.3% / 165.7%〜194.4%
177-100 ハッサム 210.1%〜246.3% / 273.4%〜320.3% / 307.3%〜366.1%
221-145 モロバレル 57%〜67.8% / 74.2%〜88.2% / 85%〜101.3%
213-121 モロバレル 68.7%〜81.4% / 89.5%〜105.8% / 101.3%〜120.3%
197-105 ユキノオー 176.6%〜209.1% / 229.4%〜272% / 263.9%〜312.6%
207-120 バンギラス 12%〜14.4% / 15.4%〜18.8% / 18.3%〜21.7%
186-85 ドリュウズ 116.1%〜136.5% / 151%〜177.4% / 172%〜204.3%
157-130 カポエラー 44.5%〜53.5% / 57.9%〜69.4% / 66.8%〜78.9%
212-117 ローブシン 36.7%〜43.8% / 47.6%〜57% / 55.1%〜65%
223-157 クレセリア 26%〜30.9% /33.6%〜40.3% / 39%〜46.1%
197-128 サンダー 36.5%〜43.1% / 47.7%〜55.8% / 54.8%〜64.4%
191-136 トゲキッス 35%〜41.3% / 45.5%〜53.9% / 52.3%〜61.7%


 ・シャドーボール
155-130 ラティオス 98%〜116.1% / 127.7%〜150.9% / 144.5%〜171.6%
187-150 ラティアス 70.5%〜83.4% / 91.9%〜108.5% / 105.9%〜125.1%
223-157 クレセリア 56.5%〜67.2% / 73.5%〜87.4% / 83.4%〜99.5%
167-110 シャンデラ 107.7%〜126.9% / 140.1%〜165.2% / 159.3%〜188.0%
157-127 ロトム 48.4%〜57.9% / 63%〜75.1% / 73.2%〜86.6%
157-165 ロトム 38.4%〜46.1% / 50%〜60.2% / 57.3%〜67.5%
207-135 スイクン 35.2%〜42% / 45.8%〜54.5% / 52.7%〜62.3%


 ・物理 ※167-111

204 バンギラス 岩雪崩 69.4%〜83.8%
    〃   噛み砕く 100.5%〜119.7%
169 バンギラス 岩雪崩 58.6%〜69.4%
    〃   噛み砕く 83.8%〜100.5%
161 カポエラー ジュエル不意打ち 80.2%〜94.6%
177 ローブシン 岩雪崩 40.7%〜49.1%
189 ハリテヤマ 根性岩雪崩 64.6%〜76.6%
205 ドリュウズ 地震 94.6%〜112.5%
    〃   岩雪崩 46.7%〜56.2%
200 ハッサム アクロバット 45.5%〜53.8%
176 メタグロス コメットパンチ 26.9%〜32.3%
    〃   地震 53.8%〜64.6%
114 ナットレイ パワーウィップ 20.9%〜25.1%


 ・特殊 ※167-110

182 ラティオス 珠流星群 101.1%〜119.7%
178 ボーマンダ 流星群 76%〜90.4%
125 ロトム ハイドロポンプ 93.4%〜111.3%
172 ロトム 10万ボルト 50.2%〜59.8%
145 サンダー 10万ボルト 43.1%〜50.8%
111 スイクン 熱湯 55%〜65.8%
167 ランドロス 大地の力 93.4%〜111.3%
144 ユキノオー 吹雪 19.7%〜23.3%
126 トリトドン 大地の力 69.4%〜83.8%
140 トゲキッス エアスラッシュ 32.9%〜39.5%
95クレセリア サイコキネシス 26.9%〜32.3%

  • リンク
CSシャンデラ:bw/2755
耐久シャンデラ:bw/2819


ここまで見ていただきありがとうございます。
コメント欄を有効活用し、育成論の向上につなげたいので多くのコメントをお待ちしています。
分かりにくい点や不備がありましたら、コメント欄での報告をお願いします。

最終更新日時 : 2012/04/08 14:37:34

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コメント (3件)

  • ページ:
  • 1
12/03/28 12:34
1名無し監督
高いレベルでまとまっていると思います。
気になった点は、
・トリル非襷シャンデラにとって最遅一拓とは限らない点
・DLを考えると余りはD振りな点
(以下末節)
・グロスがH252振りでない点
・トリル軸なら発動要員はむしろ2〜3体が普通な点
12/03/28 13:31
2Sanches
>1

お褒めの言葉ありがとうございます。

ご質問の点ですが、

・最遅1択~
元々HCシャンデラとして投稿する予定のものでしたのが、簡潔にするために削った部分ですね。非最遅のHCシャンデラは耐久調整を施す事も多いので需要があれば別投稿するつもりでした。今回は最遅を前提とした育成論と捕らえていただけると幸いです。

・DL~
基本的にDLポケはダブル環境にいないのでDL対策は必要ありません。
また、被ダメが極端な特殊方面より、不一致岩雪崩辺りの乱数が動いた方がメリットに感じられたので端数はBとしています。

・グロスのH~
基本的にB方面の耐久力が間に合っているメタグロスは、185-150か184-151に抑えて努力値を浮かせるのがテンプレだと思っています。
また、Hの実数値が変動しても特殊耐久の調整先に変わりは無い(キングドラのハイドロポンプ)のでダメージも大きな変動は無いと考えています。
まぁ、最近はハッサムやランドロスの影響で物理で殴られることも否めないですが。

・トリル要員~
パーティによると思います。
例えば、高耐久のクレセリアを始動要員とするクレセグロス系統ではスタン構築に近いこともあり、始動要員を増やすよりもサポート対象を優先されます。デスラッキーのようなコンボパではコンボパーツとメタポケで枠が埋まるので始動要員を増やす余裕がありません。
勿論始動要員が多いほうが安定感は増しますが、全体の火力不足に繋がるので難しいところではありますね。
12/12/05 22:41
3po
晴れぱに入れたらつよかった。
めざパもいいと思いますよ
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