事細かに説明されなくても普通に分かる、という人は、概要だけ読めば内容が把握出来るようになっています。
- 概要
完全に圧力ポケ。爆アドを狙うパターン。ガブ・ハサ・納豆・ブルン・トルネボルト・ヒドラ辺りに有効打を持つ。技を半減しながら抜群技を打っていく。場合に依ってはパルシェンにまでその魔手を伸ばす事が出来る。
こいつ(bw/2398)と組ませると尚強い。読みのリスクを軽減出来る事と、無償で葬れるようになる事がメリット。ヒドラの身代安定を止めたりガブリアスの攻撃を止めたり出来る。
又、麻痺撒きと組ませて上から殴る構図にしても良いかも知れない。この時、ガブリアスに撒きたい場合にはジャローダ等が必要となってくる点に注意。
鉢巻201ガブの逆鱗を耐久する調整を施してあるが、201ガブはいないとの指摘を受けた。(コメントでのご指摘、ありがとうございます)
だが、これを見る事によって、A特化鉢巻ガブの地震を(シュカ込みで)超々高乱で耐える事が出来るようになる。詳しくはダメ計を参照下さい。
因みに、確かに冷B一回では201ガブが確定にならないが、そこまで耐久に振っているガブこそ存在せず、通常の場合なら確定で倒せる。
- 挨拶
今回も前回に引き続いてローテ用の育成論です。ランターンは同族に強いですね。電気タイプのジバコや、水タイプのブルン、そして全く同じタイプであるロトムWをも制する事が出来ます。
皆さん、やりませんかローテ…、人が少なすぎて当たらない…(切実)
- 補足
- 採用理由
もう1つは、そのメタ性能の高さです。あらゆる敵を(下からではありますが)殴れる事が採用理由となります。
例えば、「相手はこちらのモロバレルを倒す為にヒードランで文字を打ちたいのだが、隣にいるランターンに文字を受けられ、ドロポンで葬られる可能性があり、それが圧力になっている」というある意味では普通な事です。攻撃を一回抜群で刺せば、相手の施行回数を減らしたり、一匹倒したりする事になりますが、ランターンとその他が違う点は、範囲が広いが故にそれが狙い易いという事です。言い換えれば、圧力の範囲が大きい事にもなります。その圧力を以て、こちらのモロバレルやナットレイ、パルシェンをそれぞれ文字、10万から守るという事も目的の1つです。
(最後に、この論理で重要なのは寧ろ、ランターンの受けの範囲の方である事を述べます。トルネボルト・めざ炎ジバコ・スイクン・ブルンゲル・ロトム(HW)辺りはランターンに何も出来ません。又、完封しているポケがいる点以外にも、味方のエースを狩りから守っているという点も持ち合わせています。ガブリアスをパルシェンの氷柱針から守ったり、パルシェンをハッサムのバレパンから守ったり出来ます。私は、鋼や飛を含む6つの主要タイプを半減以下に出来ている事がランターンの強みであるかと考えています。コメントでの指摘を頂いた時、ランターンを攻めの目的だけで用いている訳ではない事を自分なりに再確認し、「何故(このようなスペックしか持たない)ランターンが強いと考えるに至ったか」という事をもう一度考え直した結果、以上のような事が理由に挙がるのではないかと結論付けるに至りました。指摘・反論あればコメントでお寄せ下さい。)
- 努力値
逆鱗を耐える→シュカ込みで地震を耐える という事になります。
Cはぶっぱ、Dは余りです。
因みに、Sに40振れば4振りグロスを抜けます。
- 技
・ハイドロポンプ
指数は25020です。
ヒドラ等の炎タイプを狩りたいので必須です。又、一致技なのでメインウエポンにもなります。
・かみなり
指数は25020です。
同族追放が出来ます。これも一致技である為、もう1つのメインウエポンにもなっています。
・れいとうビーム
指数は13205です。
ガブリアス等に打ちます。命中安定技としても使う事が出来ますね。
・めざめるパワー
指数は9730です。
タイプは炎を想定しています。納豆やハサに回答を出して行きます。一発で倒せない事が悔やまれますが、矢張り有用性の高い技ですね。残り体力の少ないジバコイルを安全に狩る事も出来ます。
- 候補技
・ふぶき
指数は25020です。
ガブリアスが確定になります
・でんじは
受けが成立しにくいローテでは、この技で形勢を逆転出来る可能性が高いです。しかし、その他の状態異常とはアンチシナジーになる為、注意して下さい。
- 運用
あとは、前衛に来るであろうポケモンを読んで、逃げるか、それに対する有効打を打つのみです。
しかし、基本的には下から殴る事になるのでその度にダメージを喰らってしまいます。そのせいでこちらの施行回数が減ってしまい、ランターンが殆ど活躍せずに倒れてしまいます。半減以下ならなかなか耐えますが、等倍以上の場合体力の半分近く喰らってしまう為です。
その為、矢張りスカーフドーブルや磁波撒き等と組ませるのが良いでしょう。これは、宣伝云々などといったつまらない話ではなく、切に思う事なのです。コメントでも指摘を受けましたが、ランターンは下から殴る上に耐久が高くなく、単体だけではそこまで頑張れません。これは私の場合ですが、起きているポケから攻撃を受けそうになった場合は、ランターンを逃がして、ドーブルの胞子を打たなければならない場面が多いです。
ランターン単体で圧力をかけていくと言うより、ランターンと他ポケの二枚ないし三枚で圧力をかけていく事が大切です。
- 耐久力指数
D・・・49827
Dは50000近くありますが、お世辞にも「受けに適した耐久力」とは言えないですね。試行可能な回数はかなり限られていますので、読み勝って下さい。
- ダメージ計算
・与ダメ
雷 図太いH252ブルンゲル 73.4%〜86.9%
ドロポン 耐久無振りボルトロス 61%〜72.7%
冷B 201ガブリアス 93.5%〜111.4%
めざ炎 意地H252ハッサム 83.6%〜99.4%
めざ炎 慎重HDナットレイ 46.4%〜55.2% (えっ、何これ・・・)
・被ダメ
意地A252ガブリアスの鉢巻地震 86.2%〜101.9% (シュカ込み)
無邪気A252パルシェンの殻破1積みロックブラスト 14.2%〜17.2% (1回分)
意地A252ハッサムの虫食い 51.7%〜61%
図太いC無振りブルンゲルの熱湯 10.8%〜13.3%
臆病C252エーフィのサイキネ 41.8%〜50.2%
臆病C252メガヤンマのさざめき 38.9%〜46.3%
- 最後に
そう言った意味(読みに差がつけられないという意味)で、私は
「ローテに実力負けはない」
と考えています。無論、フリーだったらよくありましたが、例えば、スカーフドーブルの無対策(対策が薄過ぎたという場合も含む)などで、読み以前のレベルで負けていたら話は違います。対策を怠った側が相手に安定行動を許している訳ですから、これはれっきとした実力負けですね。
コメ返しはなるべく早くするようにします。