- はじめに
先ず概略をお読み下さい。そこで生じた疑問は育成論本文で解消して下さい。
その後、生じたご不明な点・ご意見等ございましたら、コメントにて指摘をお願いします。
- 概略
臆病BS@スカーフ
胞子/トリック/道連れ/零度
想定はレートです。
Hは16n-1調整です。B振りで先制技耐えワンチャン。スカーフガッサとの差別化は、
○トリックによるハサの剣舞、パルシェンの殻破等の固定・ATの技固定、
○75族による先制胞子の範囲拡大
○道連れによる圧力・パルシェン等の強引な処理
○零度ワンチャン(馬鹿に出来ない)
○仲間作りによるすいすいや砂掻き(天候を変えた後に打つ)、悪戯心等の無力化
などで取ります。
- 挨拶
今回は、若干初心者向けと思われるスカーフドーブルの育成論を投稿します。実用的である上に、きちんと圧力も掛けられるので、相手に不利な読み合いを仕掛けられたりと、割と使いやすかったです。
追伸:矢張り使い易いです、このドーブル。相手が対策ポケで固めている訳もなく、素直に刺さりますね。
他所の育成論で「投稿者は勝率八割(高い勝率)が当たり前」みたいなコメがされていますが、そんな前提が提唱される理由なんてない筈です。無論、ローテにおいて言うならこんな高い勝率は無理でしょうね。
- 候補技
・キノコのほうし
敵を眠らせる技です。その凶悪さ加減は最早説明不要ですね。今回は、この胞子を上から降らせる事を目的に、ドーブルにはスカーフを持たせています。
・トリック
相手一体を拘らせる上、こちらは、技選択が出来るようになります。同時に、胞子の打つ範囲がかなり制限されます。
・みちづれ
胞子をする前に積まれてしまったり、神秘を使われてしまった場合に打ちます。神秘は5ターンで切れる為、ドーブルを回さずに5ターンをやり過ごす事も当然可能です。
・ぜったいれいど
洒落にはならない一撃必殺技です。最終手段として用いますが、汎用性もそこそこです。
・なかまづくり
相手の強力な特性を消します。打つ機会は少なそうです。
・がむしゃら
相手の試行回数を強引に減らす事が可能です。こちらのハッサム等が、積んでいない状態でもそれなりに通るチャンスを与えます。
・アンコール
相手の技を固定します。擬似拘り状態に出来る奴を同時に何体でも作る事が出来ますが、これこそ、汎用性は低そうです。
・でんじは
ptに依っては胞子よりもこちらの方が優先されるかも知れません。
矢張り、拘っているとそれだけ技も制限されていきますね。
- 運用
流石はレート、完璧にメタられていますwww
先制技、挑発、神秘、身代、……、行く手にはうんざりする程多くの対策が待ち受けています。よって、運用には常に細心の注意が求められます。
胞子もそう易々とは打たせてくれません。道連れで武神やノオー、ハサを持って行って、こちらのパルシェン等の積みを安定させる、と言う位の度胸が必要になってくる時もありましょう。しかし、決して恐れないで下さい。自分の読みに自信を持つ事が大切です。
- 最後に
育成論本文は以上です!
- ローテの実情等
・万が一どこかで大きく読み違えたとしても最短1ターンで遅れを取り戻す事が出来る、と言う展開の速さはローテの醍醐味とも言えます。決して諦めず、常に突破口を模索していく力がローテでは問われます。
・フリーは過疎っているので、フリーで二三回対戦してローテのやり方を覚えたら、直ぐにレートに行くのがよいでしょう。フリーは0勝か1勝のどちらかである外国勢ばかりがいます。無論、フリーでこの害悪ドーブルを使ったら、四回に三回位の割合で切断されましたね。
・対策必須なポケモンにブルンゲルやパルシェン、ニョロトノ等の水タイプが多く存在します。ハッサムやナットレイなどをも狩れ、こちらのパルシェンが誘う電気を無効化出来るライボルトなどが有用です。
・個人的には ドーブル=スカーフ と言うイメージでしたが、どうやらそうは思われていないようです。
中には、このドーブルが無対策であると言えるようなptも存在し、そのptには、このドーブルが“胞子撒き”としてぶっ刺さる事になります。
・レートで二三回対戦すれば、相手の行動が大方読めるようになってきます。そういった点ではかなり手軽に始められるので、ローテは新参者が入りやすい分野とも言えるでしょう。