今回はオボンハッサムを紹介したいと思います。
既にakgblackさんがオッカハッサム(bw/853)
を投稿されているので、既出、必要が無ければ削除します。
見せ合い63,Lv50,理想個体値,HABCDSの略称を用います。
計算はトレーナー天国のツールです。
- 型
役割ハッサムと言えばオッカ持ちがほとんどかと思いますが、
今回はオボンを持たせてみました。それぞれの長所と短所を見てみます。
- オボン
眼鏡ラティオスに対する受けがある程度安定する
汎用性が高い(=発動機会に恵まれる)
役割破壊(めざ炎)に弱くなる
特殊バンギに弱くなる
- オッカ
珠身代わり(瞑想)ラティオスに対する受けが安定する
めざ炎ユキノオーに対する受けが安定する
相手の型に依存する(=発動機会が環境に左右される)
ラティオスは最近では雨ラティ(ニョロラティ)と呼ばれる必中雷をぶっぱしてくる
眼鏡ラティオスが多く、D135グロスでさえも確2にされてしまうので受けが成立しません。
ハッサムも例外でないのでオボンを持たせて確実に雷を2耐えするよう施したのがオボンハッサムです。
ただ雨眼鏡波乗りは2確にされてしまうので、そこはパーティ内で一貫性を消すようにしてください。
第4世代ではこれがメジャーだった気がします。
また受けだしを主とし弱点が炎のみなので、
相手の攻撃を確2~3程度にすることも多く発動機会に恵まれ、とにかく腐りません。
ただし、役割対象であるラティノオーがめざ炎持ちだと役割破壊される恐れがあり、
受けだしが安定しません。ここは環境に依る所が大きいと思われますが、
前の環境に比べ、ナットレイの数が落ち着き、メタグロスの個体数が一番となったので以前に比べ搭載率は減ったように思います。
オッカについては役割破壊型に強くなりますが、眼鏡ラティの受けが安定せず、
相手の型次第では腐ってしまうことも多いです。タイプ一致炎技はどの道耐えませんしね。ただ、特殊ベースのバンギに対する繰り出しがある程度安定するのでそこは大きいと思います。
どちらの持ちものについても環境や構築に左右されるので一概にこれ!とは言えないかと。
- 構成
慎重 H236 B36 D236
実数値:175-150-125-×-143-85
蜻蛉帰り/バレットP/羽休め/-
耐久
A182ガブリアスの地震高乱数2発
A182ガブリアスの逆鱗3耐え(~33.1%
A200鉢巻ガブリアスの逆鱗オボン込み中乱数2耐え
A176メタグロスのアムハン乱数3(41.8%)
A187鉢巻メタグロスのアムハンオボン込み高乱数2耐え
A181テラキオンのエッジ→インファオボン込み中乱数2耐え
A142ビリジオンのインファイト低乱数2(14,1%)
〃珠ビリジオンのインファイトオボン込み中乱数2耐え
C182眼鏡ラティオスの流星群低乱数2(9%)
流星群+流星群1.5発オボン込み超高乱数耐え
雷オボン込み高乱数2耐え
眼鏡波乗り+雷中乱数耐え
C158ユキノオーの吹雪乱数4(~25.7%
〃めざめるパワー炎確定2(68.5%~82.2%)
C132スイクンの波乗り低乱数3(10.4%)
火力
H4ラティオスを蜻蛉帰り+バレットで高乱数
H4ユキノオーをバレットで確2
H4テラキオンをバレットで確2
砂ガブの身代わりを蜻蛉帰りで確定破壊
眼鏡ラティの雷でほぼ確実にオボンが発動する所まで特殊耐久に振っています。
Aに振っても確数に大して影響が無く、Sに振りすぎるとメタグロスに対して後攻蜻蛉が出来なくなる恐れがあるので。
残りは申し訳ない程度にBに。ここはAに振ってあげてもいいですね。
対物理龍を重視したいのならこちらを参考に→bw/2159(A研究室さん)
確定技
- 蜻蛉帰り
ハッサムのアイデンティティ。
役割対象に投げて思考停止で使い読みを放棄出来るとともにサイクルを回せます。
欠伸を撒いてくる相手に繰り出してダメを与えながら退場したり、
キノガッサやガブリアスの身代わりを壊しながら後続に渡せる便利技。
- バレットパンチ
ハッサムのアイデンティティ。
削れた相手にトドメを刺したり、襷潰し、剣舞と併用すれば抜き性能も得れる便利技。
テクニシャン補正がかかるので威力はグロスのそれを超えます。
- 羽休め
個人的に拘らないハッサムには必ず入ると思っている技。
受けだしする回数が多く、持久戦になった時あるとないでは全く違います。
再生回復出来る鋼枠ということでグロスとの相違点にもなり得るので。
基本的に隙を作るので使用は極力避けたい所ですが、オボンのお陰で余裕が生まれます。
選択技
- 剣舞
抜き性能を大幅に上げる技。
起点重視(ソーナンスと組ませて毒アンコ、トリック、欠伸戦術、ガブの逆鱗に出して舞うetc)のパーティを組んでいる場合優先度が上がる技。
ハッサムを味方のお膳立てだけではなく、抜きエースとしての側面を持たせたい時に採用されます。
- 毒々
ブルンゲルやスイクン、ポリ2などの受けに来る対象に刺さる技。
羽休めと合わせて低火力の相手には詰み相性を作れることもポイント。
展開が遅くなり削ることに重点が置かれるので、ハッサムを味方のお膳立て重視と見たときに採用される技。
ワンチャン技
- 日本晴れ、雨乞い、砂嵐
何気に搭載できるので、天候メタが出来るかも知れません。
技スペキツイですが(
- 追い風
何気に搭載できるので、追い風蜻蛉で味方を補助出来るかもしれません。
技スペキツイですが(
- 立ち回り・構築
メタグロスと同じく、竜、草、氷相手中心に投げていきます。
繰り出したら基本的に蜻蛉、状況に応じて舞ったり、毒吐きしたりします。
決定力の高いポケモンと相性が良く、グロスとよく似ています。
- ラティ兄妹
鉄板の組み合わせ。相性補完がほぼ完璧でくるくる回して眼鏡流星を連発するのが強いです。
ここから考えていくと分かりやすく↓
ラティ+ハッサム+ヒードラン
ラティハッサムが苦手なウルガモスに厚くした組み合わせ。
3匹がお互いに相性補完をしていて、ラティドラン+αという見方も出来るので
選出に幅がでます。風船ヒドラを蜻蛉で出せるのも大きい。
ラティ+ハッサム+テラキオン
同じくウルガモスに厚くした組み合わせで、受けづらいテラキオンを入れた形。
テラキオンは繰り出し性能に優れないのでそこをハッサムが補う。
スカガブに弱かったりするので逆鱗を起点に出来るようハッサムに剣舞を持たせるのもアリ。
ラティ+ハッサム+ニョロトノ
ニョロトノで雨を降らせて、ラティエースで戦う形。
トノは場持ちさせたいので、耐久にガッツリ振った型を使いたい。
ハッサムはラティノオーを受けたり、ラティを無償降臨させたりします。
トノを構築に入れることによってある程度の天候メタが出来ているのがポイント。
他にも
ハッサム+水ロトム
鋼+水ロトの形。蜻蛉とボルチェンでサイクルを回しまくる。
ハッサム+ガブリアス+ラティ
電岩を受けれるガブリアスと、闘水を受けれるラティ兄妹、竜氷受けのハッサム。
強引な形だが、相手に一貫した選択肢を取らせずらい。
ハッサム+ギャラドス
ハッサムの苦手なウルガに強いギャラドス。
挑発要員として使えるのも○
色々組み合わせはあるので、考えてみるのも楽しいですよ。
考察は以上です。
ここまで見ていただきありがとうございました。