回数はある程度の目標としてつけていただけなので特に気になさらず、ですw
今回はラティアスの育成論です。
基本形は素晴らしいものが投稿されているのでそちらを参照してください。
(Raiser様:bw/1078)
「ミラータイプ」を用いた型を紹介してみます。
- この育成論ではHABCDSという略称を用います
- 勝手にリンクを貼らせていただいております。都合の悪い方はご連絡ください
- 双方、理想固体値を前提にしております。
- ダメ計にはトレーナー天国様のツールを用いております。
- 確定欄の振り方、および持ち物にてダメ計を行っております
- 実数値表記を用いてみました。( )内は努力値振りです
- この育成論は前半でこのポケモンの紹介、後半で型の紹介の2段構成です。
- ラティアスについて
ラティオスと共にメタの対象になるポケモンです。
対策される側のポケモンですね。
タイプはラティ兄妹の固有のエスパー・ドラゴンであり、タイプ耐性は以下の通り。
×2 :虫・霊・氷・竜・悪
×0.5:闘・炎・水・草・電・超
弱点が5つと多いですが、半減6つは魅力的です。
更に特性の「ふゆう」により地面技読み無償降臨ができるのも評価点です。
ラティオスとは火力・耐久力でそれぞれ差別化になりますので、
基本的にそのあたりを意識した型が望まれます。
ウルガモスが圧倒的な今の環境には若干扱いづらい形になるかもしれません。
積みの起点にならないような構築も必要になってきますね。
- 「ミラータイプ」について
「自分のタイプを相手と同じタイプにする」という変化技です。
これにより具体的に行われる操作が以下の2通りです。
(1) ラティアス自身の攻撃技ほとんどがタイプ一致補正を受けられなくなる
(2) 相手のタイプになることでラティアスが受けるダメージを抑えられる
防御寄りの技で、耐久の高いラティアスにはぴったりの技です。
今回、この技を採用する理由を
・ 被役割対象に有効打を持たせない
・ 「おいうち」「ふいうち」のダメージ軽減
・ あわよくば居座りを目指す
ということで設定します。
上記の通り、ミラータイプを使用するのは被役割対象に向けてと言う事になります。
相手のタイプと同じになると言う効果の変化技なので、
ミラータイプ使用後は相手の攻撃技をほぼ等倍以下に抑えられる
と考えて良いでしょう。
よくある例ですが、ラティアスを受けに来たメタグロスという場面を想定します。
< VS メタグロス >
(しねんのずつき/コメットパンチ/バレットパンチ/アームハンマー)
先手でラティアスが「ミラータイプ」を用いることで鋼・超タイプになります。
すると、メタグロスの技全てが等倍以下になることがわかりますね。
唯一の等倍技である「アームハンマー」もラティアスには有効打になりません。
「じしん」をもっていたとしても、「ふゆう」であるラティアスには当たりません。
ちなみに、この技を習得可能なのは
「ヒトデマン(スターミー)」「ミュウ」「ドーブル」「ラティアス」だけです。
興味がある方は考察してみてはいかがでしょうか。
- 被役割対象とは?
説明しておきますと、
「後から繰り出されて、そのままこちらのポケモンを倒すような存在」です。
ラティアスに想定される被役割対象は以下の通りです。
(1) 鋼タイプ
(2) 耐久を活かして繰り出し、「おいうち」「ふいうち」で仕留めようとする
(3) 数値受け
(1)に関して、具体的な鋼タイプのポケモンを挙げてみると、
メタグロス・ナットレイ・ハッサム・エンペルト
ヒードラン・ドータクン・シュバルゴ・キリキザンといったメンバーが並びます。
(2)に関しては、バンギラスやミカルゲが挙がってきます。
(3)に関しては、輝石ポリゴン2・輝石ラッキー・ハピナス
カビゴン・レジアイスといったメンバーです。
(1)(2)のポケモンを意識して「ミラータイプ」を扱うことにします。
(3)のポケモンに対しては火力不足+「ミラータイプ」のうまみが少ない
ことから、素直に後続に託すことにしましょう。
- 本来のラティアス解説のようなもの
ラティオスに比べ火力が劣っている分、耐久を調整し
拘り眼鏡を持たせるのがテンプレートの様です。
今回は「ミラータイプ」の使用を考慮するので拘り系アイテムは持たせられません。
トリックの使用も考えられますが、技スペースが足りないので今回は候補外です。
「ミラータイプ」を使用したことで技スペースを1つ取っているので
本来の役割を100%維持するのは困難ですが、本来の役割を
出来るだけ削がない様なマネジメントをしていきたいと思います。
1.他の全ての竜タイプを上から殴れる強み
これはラティアス・ラティオスが持つS種族値110が成せる強みです。
これを活かさない手はありません。
但し、スカーフ持ち竜や、「すいすい」キングドラは抜けません。
2.耐久による行動回数を増やし、相手に負担を掛ける回数を増やす
ラティオスにはない耐久を活かす事で行動回数を増やします。
眼鏡・珠ラティオスの流星群耐えが耐久調整の主流になっている現環境では、
足りない火力を行動回数で補っていきます。
3.繰り出せる対象に役割を持てる範囲を確保する
闘・炎・水・草・電・超+地の7つのタイプ耐性を持ち、
半減読みで繰り出していく事になります。
つまり、この範囲をより多くカバーできる技構成・素早さ・耐久・火力
が欲しいところです。
といったところでラティアスの型考察に入っていきます。
- 特性
ふゆうになります。
「ミラータイプ」を扱うに当たり非常に相性のよい特性です。
地面が弱点である岩・炎・鋼・電タイプになると、打ち消してくれますので。
この特性のおかげでメタグロスやバンギラスのタイプに化けやすくなります。
- 持ち物
たつじんのおび
足りない火力を補います。
今回はこれで確定の努力値配分を想定しています。
たべのこし
「ミラータイプ」後に居座りを狙うならこれです。
「めいそう」等と組み合わせての長期居座りを狙います。
持ち物がこれになると、火力の問題で積み技が必須です。
その関係でHSぶっぱという振り方が考慮されます。
オボンのみ
即効性の回復を求めるならこれです。
だっしゅつボタン
「ミラータイプ」後に技を受けて手持ちに戻れます。
例えば、ハチマキバンギラスの「おいうち」を20%程度の被ダメに抑えて
手持ちに帰還することができます。
これだけではピンポイントな感じがしますが、
実際に「りゅうせいぐん」→「ミラータイプ」の流れのあとの帰還は
なかなかに優秀です。
「とんぼがえり」と違い、後続の無償降臨(+技ロック)が狙えますので。
持ち物に関しては候補として挙げていますが、
確定欄の努力値振りはあくまで「たつじんのおび」前提です。
- 性格・努力値
おくびょう
努力値:H156‐B4‐C92‐D4‐S252
実数値:175‐x‐111‐142‐151‐178
Sに関して、同族対決も考えると最速は確定。
Cに関して、
・ C138(C60振り)からH175-D151(H156,D4振り)ラティアスを
「りゅうせいぐん」で確定1にできるので、そこを最低ラインとします。
・ C139(C68振り)からH206-D125(H244,D36振り)バンギラスを
「なみのり」で超高乱数3になります。
残りを耐久に振ることになりますが、H175調整が余りに汎用性が高いため、
ここにまず合わせます。
すると努力値が40余るので、火力に回すか、耐久に回すかの選択になります。
確定欄ではBDに4ずつ振り分け、残りをCに回しています。
定数ダメージを気にせず総合耐久を上げたいのであれば、
H32,B4,D4振りとすることで最硬となります。
こちらはめざめるパワー炎を採用する場合の配分です。
考え方は上記の通り。
努力値:H156‐B4‐C96‐D4‐S248
実数値:175‐x‐111‐142‐151‐177
- 被ダメ計算
<通常時>/<ミラータイプ時>としてダメ計を載せておきます
A187(A+116振り)メタグロス
コメットパンチ 54.8%〜65.1% / 27.4%〜32.5%
アームハンマー 18.2%〜21.7% / 36.5%〜43.4%
れいとうパンチ 54.8%〜65.1% / 13.7%〜16%
だいばくはつ 90.2%〜106.8% / 45.1%〜53.1%
A194(A+180振り)ハチマキバンギラス (土偶様:bw/292)
おいうち 68.5%〜82.2% / 17.1%〜20.5%
ストーンエッジ 84.5%〜100% / 同じ
A205(A+252振り)ドリュウズ
シザークロス 64%〜76.5% / 16%〜18.8%
つばめがえし 24%〜28.5% / 12%〜14.2%
C138(C180振り)バンギラス(リィン様:bw/1619)
あくのはどう 48%〜58.2% / 8%〜9.7%
れいとうビーム 38.8%〜45.7% / 25.1%〜30.8%
砂嵐状態の時は自分も岩タイプとして補正を受けるのがミソですね。
C200(C216振り)ウルガモス(Penguin様:bw/1676)
だいもんじ 23.4%〜27.4% / 46.8%〜55.4%
むしのさざめき 69.7%〜83.4% / 34.8%〜41.7%
その他被ダメ詳細はRaiser様のものを参考になさってくださいw
→ (bw/1078)
- 技構成
<確定技>
ミラータイプ
技についての説明は上にあります。
立ち回りについては後述します。
りゅうせいぐん
メインウェポンです。
安定性を求めるなら「りゅうのはどう」でも良さそうですが、
積まないこの型ではあまりに低火力なため候補外となっています。
H175-D151(H156-D4)ラティアス 104%〜123.4%
これにより、ハバン、タスキ持ちでない竜はほぼ全て確定1になります。
H206-B125(H244-D36)バンギラス 29.6%〜35.4%
H167-D110(H4)テラキオン 61%〜72.4%
<選択技>
※ 優先度は特に気にせず列挙しています
めざめるパワー炎
誘う鋼タイプへの有効打になります。
普通は交代読みで打ちますが、居座って打てるようになるので扱いやすいです。
「ミラータイプ」で倒されにくくなっても、相手を倒せなければ意味がありません。
H187-D135(H252-D196)メタグロス 35.8%〜43.8%
H181-B184(H252-D+252)ナットレイ 55.8%〜66.2%
なみのり
主にバンギラス、ヒードラン意識の技になります。
半減・無効にされる相手も呼ぶことがないので、割と相手に一貫します。
誘う鋼にも等倍で入ることを考えると「なみのり」>「めざめるパワー炎」です。
積んで居座る型であればナットレイなどに止められるのできついですが、
交換を意識しながら「ミラータイプ」を扱うので、「なみのり」不採用により、
バンギラス、ヒードランに止められる方が後続に負担がかかり、つらくなります。
つまりはパーティとの相談になるわけですが。
もちろん、「めざめるパワー炎」との両立もありです。
H206-D125(H244-D36)バンギラス 32.5%〜38.3%
H191-D132(H244-D52)ウルガモス 49.2%〜57.5%
H183-D126(H132)ヒードラン 53.5%〜64.4%
(mk48様:bw/1410)
H185-D86(D4)ドリュウズ 77.8%〜91.8%
H187-D135(H252-D196)メタグロス 20.3%〜24%
サイコキネシス
格闘に繰り出す際の遂行技です。
ラティアス、ラティオスといえば「サイコショック」の方が使えそうですが、
受けに来る数値受けに対してあまりに火力がないこの型では不採用です。
対格闘枠と割り切って採用すれば十分な火力です。
H212-D86(H252-D4)ローブシン 95.2%〜113.2%
H167-D110(H4)テラキオン 96.4%〜113.7%
めいそう
もともとが低火力なため、積んで火力を上げます。
居座りが非常にしやすいため、積む隙もつくれて良いのですが、
実質、攻撃技スペースが2つになるのが困りものです。
これを採用する場合は「りゅうのはどう」の方がよいでしょう。
じこさいせい
打ち合いに強くなる + サイクルが安定する
の2点から推奨される技です。
前者に関しては問題ないと思いますので後者についての説明を。
理論的な考えでいうサイクルは次のように回ります。(互いに持ち物なし想定)
自分のポケモン … ラティアス・ヒードラン
相手のポケモン … ガブリアス・メタグロス(以下略語表記です)
ラティ vs ガブ
⇒ ガブはグロスに交代、ラティはグロスに20%のダメージを与えた。
ラティ vs グロス
⇒ ラティはドランに交代、グロスはドランに15%のダメージを与えた。
ドラン vs グロス
⇒ グロスはガブに交代、ドランはガブに35%のダメージを与えた。
ドラン vs ガブ
⇒ ドランはラティに交代、ガブはラティに40%のダメージを与えた。
<1サイクル後のそれぞれのHP残量>
ラティ:60% ドラン:85% ガブ:65% グロス:80%
そして2サイクル目へ
ラティ vs ガブ
…
このようにきれいに1周し、全てのポケモンにダメージが残りました。
こういったダメージの積み重ね(蓄積ダメ)でダメージレース上
優位に立った方が通常は勝ちです。
ではここで「じこさいせい」を使うとどうでしょうか。
上の例をそのまま用いると、20%のダメージを与えることはなくなりますが、
40%のダメージを回復できるのです。
続けてシミュレートしてみましょう。
ラティ vs ガブ
⇒ ガブはグロスに交代、ラティは「じこさいせい」を使った。
ラティ vs グロス
⇒ ラティはドランに交代、グロスはドランに15%のダメージを与えた。
ドラン vs グロス
⇒ グロスはガブに交代、ドランはガブに35%のダメージを与えた。
ドラン vs ガブ
⇒ ドランはラティに交代、ガブはラティに40%のダメージを与えた。
<2サイクル後のそれぞれのHP残量>
ラティ:60% ドラン:70% ガブ:30% グロス:80%
HP残量で優位に立てたことがわかりますね。
※ そもそもガブはサイクルに入らないとか、一律ダメなのはおかしいとか
そういった類では突っ込まないでくださいw
――――――――――――――――――――――――――――――――――
長々と例を挙げましたが、サイクルでの安定性です。
HPを確保するだけでも優位に勝負を進められます。
これに「ミラータイプ」による半減等が加わるわけですから、
相手を流すことも増え、「じこさいせい」を使う機会の増加、
控えに戻った後の、繰り出し性能の安定が出てくるのです。
例えば、相手の攻撃で70%くらうとわかっている時でも、
ラティアスに30%の蓄積があると繰り出せません。
この蓄積ダメをどこかで回復できていれば繰り出せます、ということです。
<技構成サンプル>
技選択の参考にしてみてください。
1.(ミラータイプ/りゅうせいぐん/なみのり/めざめるパワー)
帯の恩恵を最も受け、技の範囲としては十分です。
ただし、火力が心許ない部分があるので、適度にダメージを与えていく、
味方との兼ね合いが大事になってくる型です。
2.(ミラータイプ/りゅうせいぐん/なみのり/じこさいせい)
今回の確定欄です。
ミラータイプとじこさいせいを扱うだけでやられることがほぼなくなります。
交代読みで積んでくるドリュウズ等にも安心して居座る選択肢がとれます。
相手に回復技持ちがいない場合はかなり優位に立てますが、
ブルンゲル程度の耐久の回復技持ちで簡単に止まってしまいます。
パーティの補助が必要です。
3.(ミラータイプ/りゅうのはどう/めざめるパワー炎/めいそう)
積んで攻撃するという立ち回りになるので「りゅうのはどう」です。
上手く積むことができればヒードラン以外ではなかなか止まりません。
長期居座りになるので持ち物は「たべのこし」でほぼ確定、
努力値振りもHS極振り安定、などなど型自体が変わるので詳しくは触れません。
- 立ち回り考察
基本的な動きは普通のラティアスと変わりません。
半減・無効技読みで出ていき、圧力をかけていくだけです。
なので「ミラータイプ」に関する立ち回りだけ書いてみます。
基本的に「ミラータイプ」を使うのは、
鋼タイプやバンギラス等のポケモンが場に出た後です。
交代読みで使ってはダメなのか?と言われそうですが、
交代読みで上手く使えたとして、相手がそのまま殴ってこないことになります。
あるいは半減技でなく等倍技に切り替えてきたりとかですね。
「おいうち」で遂行してくる相手は基本的にジュエルかハチマキ持ちです。
ジュエル消費や拘りロックが大事になってくるので、
ぎりぎりまで手の打ちを明かさないのがこの型では大事になってきます。
「ふいうち」に関して、「ミラータイプ」は補助技ゆえにすかせます。
スカーフ持ちについて、「ミラータイプ」より先に技を出されるのではないか?
という心配もあるかもしれませんが、これも心配ありません。
そもそもスカーフ型で受けに来るのも珍しいとは思いますが、
スカーフ型の火力を浴びたところでラティアスは落ちませんし、
後攻「ミラータイプ」で無理やり流すことも可能です。
被ダメ計算のところの特殊バンギラスについて見ていただければわかることです。
唯一怖いのがスカーフハッサムの「とんぼがえり」ですが、
環境的にあまり見ないので意識しないことにします。
「ミラータイプ」を上手く使えた後の行動は2通りです。
(1) 相手に有効打がなさそうだったら居座って殴る
(2) 相手の攻撃技・交代を誘発しつつ交代する
(1)に関しては何の問題もないのでそのままです。
(2)に関して、
「ミラータイプ」は使うことで相手ポケモンの技を絞らせることができます。
メタグロスのタイプに化けた場合、相手の行動は「アームハンマー」に絞られます。
そうでなければラティアスにダメージが入りませんので。
あるいは、後続の炎技を持ったポケモンへの交代安定になります。
ラティアスには火力がないとバレるため、ウルガモスが揚々とやってきたりします。
この「ミラータイプ」という技はそれだけ相手の行動をはっきりさせるのです。
読むことも簡単になりますが、
その後の「なみのり」がかなり一貫することを押さえておけば動きやすいでしょう。
- パーティ考察例
パーティの考え方についての基本的なことを少しばかり書いてみます。
このポケモンは〜に弱いから、それに強いポケモンを入れようと思えば十分です。
1.あるポケモンに弱い
ラティアスはウルガモスに弱いので、それを想定します。
「りゅうせいぐん」を打たされた後に死に出しで現れます。
対面で当たっても、
なみのり → ちょうのまい → ちょうのまい → なみのり
→ むしのさざめき
のような流れで簡単に落されてしまいます。
どう頑張っても起点にされるので、2回舞われても大丈夫な相方が必要です。
例えば先制技でウルガモスにそれなりにダメージを与えられる、
マリルリ、オーダイル等が心強いです。
あるいは、「ステルスロック」でウルガモスを封じるとかですね。
「なみのり」で50%以上削れるということは、
ウルガモスはこのラティアスに絶対に勝てないことになります。(対面を除く)
ちなみに、相手を流すことも多い「ミラータイプ」型は
「ステルスロック」や「どくどく」等となかなか相性は良いです。
2.苦手なポケモンと一緒にいるポケモンはどうなのか
ウルガモスに弱いということは、ウルガモスとセットで扱うと良い組み合わせ
を選出されやすいということでもあります。
例を挙げるならば、バンギラス、ユキノオー、ニョロトノの天候操作ポケ3体、
ソーナンスや水ロトムなどの「ちょうのまい」起点づくりも出てきやすいですね。
ガブリアスでさえ、場合によっては舞うための生け贄にされてしまうような時代です。
こういったポケモンに強い、ユキノオーやビリジオン等が良さそうです。
これらはウルガモスに弱いので、また1.の段階を考えるようになりますが…。
ちなみに、パーティ構築で敢えて一貫させることで釣ることも有効です。
しかし、以上のことを踏まえたからといって、
「ラティアス・オーダイル・ビリジオンで完璧!」
というわけにはいきません。
相手パーティをメタるのも戦術にはなりますが、
それは特定の相手に特化した戦術であって、基本戦術にはならないからですね。
あまりに突破力がなさすぎます。
3.VS鋼枠の必要性の薄さ
これに関しては、このラティアスだからこそのものです。
通常は竜技を半減し、有効打を持たせない鋼タイプなので、
別にVS鋼として別のポケモンが必要になってきますが、
今回はそこまでVS鋼に厚くしなくても十分になってきます。
主力のポケモンを他に1体パーティに組み込めるということで良いものです。
- 最後に
〜Special Thanks〜
black-i様
… 今回の育成論にあたり、一緒に考察してくださったことに感謝します。
〜のダメージ計算がほしい、〜がおかしい、〜についてもう少し詳しく、
質問があります等々ありましたらコメントのほうによろしくお願いします。
どなたでも書き込めますので、ぜひ様々な意見をお聞かせください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
【更新履歴】
5/13 「じこさいせい」についての追記