今回は前回ほどうまくいくかはわかりませんが、頑張ります!
なお、評価の際には必ずコメントをして下さい。お願いします。
育成論もろくに見ずに評価1をつけるようなふざけた輩はご引取り願います。
- 前置き
さて、2回目の投稿となる今回は、前回とくらべると割とメジャーなラグラージさんです。エメラルドではこのコにとてもお世話になりました、という人も多いと思います。
もうラグはいろんな型が投稿されてますね。
帯を持たせたラグはすでにmomoさんが投稿してますが、このラグとは少し違ったので、投稿させてもらいました。
- 但し書き
★この育成論は、原則個体値をすべて31と仮定しています。当然そんな個体はそうそう出ませんので、ケースに応じて調整してください。
☆ルールは見せ合い6→3です。
★以下、HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをHABCDSと表記します。
- ラグラージと帯について
まずラグの種族値ですが、
H100、A110、B90、D90と、かなり安定していますね。
パーティに応じて柔軟な対応が効きます。
また、弱点の草タイプも、無効特性のポケモンがいるので、対策もしやすいです。
ところで、ラグのハイドロポンプとアクアテールは、どちらが火力があるのか。
無振りで162×90=14580、137×120=16440と、ハイポンの方が火力が高い。極振りで130×90=11700、105×120=12600と、やはりハイポンが高い。
だから、2刀ラグが多いんですね。
ですが、ラグには鈍いという積み技があります。
この技により、物理を受けつつ殴れます。
物理オンリーにすることで、種族値の効率もいい。
また、雪雪崩の指数が冷凍ビームより数段上。
というわけで、鈍いラグを考察していきます。
また、なぜ帯を持たせるのか、ですが
帯を持たせることで耐久に回せるだけの努力値の余裕をつくる=タイマン性能の上昇を狙うことが出来るからです。
単純明快。
- 努力値
H244A160B28D76
Aは珠サザが雪雪崩で確定1発(珠反動込)、特殊はメガネサザの流星群耐え。
残り耐久。
- ドラゴンへのダメージ計算
流星群 下降込確定2発
こちら雪雪崩 確定1発
タイマンで落とせそうですね。
ですが、草結び装備が多いので、過信はできません。
vsスカガブ
相手逆鱗 確定2発
こちら雪雪崩 確定1発
こちらもタイマンでも倒せそうです。
vsハチマキガブ
相手逆鱗 確定2発
こちら雪雪崩 確定1発
こちらも落とせます。
vsぺけさんの砂ガブbw/800
相手爪とぎ込ドラゴンダイブ 確定2発
こちら雪雪崩 確定1発
まあ粉だとかひるみだとかで運gになりかねないですが。
ちなみにダブルチョップは爪とぎ込で乱2。鈍いをその間に積めば、確定3発まで硬くなることができます。
vsmk48さんの桂馬ンダbw/1031
相手流星群下降込 確定3発
こちら雪雪崩 威嚇込確定1発
このマンダなら後出しからでも倒せます。
vs珠サザンドラ
相手流星群 下降込確定2発
コチラ雪雪崩 珠反動込確定1発
なかなか雪雪崩は刺さりますね。
ぬかみそさんのメガネサザbw/138
相手流星群 確定2発
こちら雪雪崩 乱1(約6%)
うーん完全なる運gですね。地震読みで後出しから出てきたら、それを読んで雪雪崩を打ち込むことで仕留められそうです。
まあ何にせよこれくらいダメを与えておけば倒せ切れなくてもパーティでなんとかなりそうです。
◇細氷つらら◇さんのハバンオノノbw/83
相手逆鱗 確定2発
こちら雪雪崩 確定1発 落とせます。
mk48さんの175オノノクスbw/861
相手はおそらく初手竜舞いですので、こちらは鈍いを積みます。
相手竜舞い込ジュエル逆鱗 鈍い込乱1(43.8%)
こちら鈍い込雪雪崩 確定1発
ちょっと運gですね。
というよりこれだけヤバい一撃を乱数にできるラグと鈍いがすごいんじゃないでしょうか。 また、しょっぱなから逆鱗ぶっぱしてくることはあまりないので、これでいいでしょう。
以上より、だいたいの竜はコイツの雪雪崩で落とせます。
- 鈍いと被ダメ
ポリ2やスイクンなどの耐久ポケの前では、比較的安定して使えます。
鈍い後のタイマン性能はなかなか素晴らしいです。
★鈍いを積むタイミング
たとえば次のような場合・・・・
Raiserさんのローブシンbw/743
こちら地震 確定3発
相手アームハンマー 確定2発
普通なら押し負けてしまうところ。ですがここで鈍いを使ってみます。
タイマンになったら、まずのろいを使います。そこからどうダメージが変化するのか。
こちらの鈍い使用時
相手アームハンマー→乱3に変化
こちら地震→確2に変化
このように、本来勝てなかった相手に、鈍いによって勝つことができたりします。
見せ合い時にこのようなポケモンがいるかどうか見ておくのも大事ですね。
鈍いというのは見ての通り使いどころを間違えなければとても強い積み技です。
また、2号機さんのメタグロスbw/344のコメットp+バレットp+地震も耐えられるので、ポケモンによっては後出しから鈍いを使えたりします。
もちろん、流し際というのもアリですね。
- 鈍い時のダメージ計算
こちら鈍い使用時
相手地震 32〜37.8%(乱3)
こちら滝登り 91.6〜108.3%(50%で乱1)
と、勝つことができます。
ちなみに防御特化カバでも確2です。
このカバなら、タイマンになった初ターンから鈍いを積めそうですが、
鈍いで後攻になってしまうため、落とされる可能性が出てきます。
まあ成功する確率の方がずっと高いですが。
ここらへん鈍いの素早さダウンが地味にイタイです。
vsジュジュさんのハチマキドサイドンbw/1103
こちら鈍い使用時
相手地震 45.1〜53.8%(乱2)
こちら滝登り ハードロック込確1 (鈍いなしで乱1)
と、こちらも勝つことができます。
こちらもタイマンから鈍いを積んでもよさそうですが、次ターンに先制されてしまうため、乱数で落とされます。 素直に滝登りした方がいいかもしれません。
鈍い時は素早さ無振り33属と同速です。
こうして書くと鈍いつかえねーとか思うかもしれませんが、前述の通りポケモンによっては後出しから鈍いを使えますし、耐久ポケの前では安定して使えます。
使うチャンスは、そう少なくないハズです。
最終的には読みの技量に始終するワケですが。
また使った後のタイマン性能はなかなかすごいので、
ぜひ鈍いをやってみてください。
やはりあくびラグとの最大の違いは決定力上昇があることでしょう。
- 技について
じしん
タイプ一致。外す理由がありませんね。
滝登り
vs地面用ウェポン。ドロポンもありますが、鈍いを使うので今回は不採用。
雪雪崩
vsドラゴン。必要ですね。 冷凍ビームもありますが、鈍いをつか(ry
のろい
今回のミソ。外せないです。
あくび
特殊を流したりする技。鈍いと好相性。滝登りと選択。
以上で育成論を終わります。前回同様ダメ計は増やしていくので、要望はコメントの方で。
最後まで読んでくださった人には感謝感激です。
過去の作品
スカトリエムリットbw/1380