今回はラティアスです。
映画を見て好きになった人も多いのではないでしょうか。
可愛くて人気のあるポケモンですね^^
ラティアスの基本型の眼鏡型の補完です。
HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ=H,A,B,C,D,S
見せ合い6→3,Lv50を想定,個体値は全て31とします
計算はトレーナー天国のツールです
- ラティ兄妹
ラティアス H80 A80 B90 C110 D130 S110
ラティオス H80 A90 B80 C130 D110 S110
二倍 氷虫霊竜悪
等倍 無飛岩毒鋼
半減 水炎電闘超草
無効 地
ラティオスに比べて攻撃面では劣ることがわかります。
覚える技もほぼ同じですから尚更ですね。
耐久では上回っているので、
耐久と火力の比を考えた調整が肝要となります。
耐久調整はラティオスでもある程度ならラティアスと同等のモノが出来ますが、
努力値の負担が大きく現実的ではありません。
タイプ耐性を見れば分かるように、ラティ兄妹は多くの弱点を持つものの
半減属性も数多く持つので相手を選べば繰り出しは比較的容易です。
そこから高火力高速度で決定力を発揮できるのが一番の強み。
しかし、そんな恵まれたポケモンが放っておかれるはずもなく徹底的にメタられています。
「眼鏡or珠ラティオス流星群耐え調整」は特殊耐久のメジャーな指標であり、
追い討ちバンギラス、シュバルゴ、メタグロスなどは
ラティオスを意識した調整をしています。
ラティアスは耐久でそのような調整を避けてワンチャンを取れるので、
ラティオスよりその面では多少有利と言えるでしょう。
ですが、これは被役割対象とかちあってしまった時のことなのでおまけ程度で
捉えておけばいいでしょう。
ラティオスでは1回、2回耐えた攻撃を、ラティアスだと2回、3回耐えて攻撃できる、詰まるところ行動回数の増加がラティアスの強みです。
ラティアスなら耐えて勝てたという試合もあります。
しかし、ラティオスの火力があれば勝てたという試合もあるので一長一短ですね。
尖った性能の高火力ATとして1打で大負担を与えるラティオスと、
安定した性能の中高火力ATとして複数打でダメ蓄積を与えるラティアス
といった感じ。
どちらも甲乙つけ難いのはありますが、カバドリュウズといった砂パには、
繰り出し回数を稼げるポケが欲しい(ドリュウズは出せず必然的に負担が多くなる)ことから比較的ラティアスが採用されることが多いようです。
- 持ち物
- こだわりメガネ
自身の耐久を損なうことなく全ウェポンの威力を大幅に上げるアイテム。
耐久と火力を両立したいラティアスに珠は合わないので眼鏡が基本となります。
- ハバンの実
対ドラゴン性能の向上。
火力が不足気味になるので瞑想も候補に入ってきます。
- 性格&努力値
- A.臆病 H156 C100 S252
H:16n-1
C:143=C182眼鏡流星耐え調整を流星群1.5発ライン
いわゆるC143ラティ。
決定力を奪わない程度にCに振り、残りH。
実際の耐久火力はダメ計をご覧ください。
確定欄はコレです。
- B.臆病 H156 B28 C68 D4 S252
H:16n-1
HB:珠テラキオンのエッジ→石化両方最高乱数以外耐え
テラキオンを上から叩けるのはラティ兄弟の長所なので、
そこを重視した配分。
- C.臆病 H252 C6 S252
HSベースです。場持ちは相当安定しますが、
火力不足に悩まされることも多いでしょう。
※ちなみに眼鏡補正は1.5倍なので、Cは偶数にした方が効率面ではいいです。
ただ、確定欄の配分だとC144でもグロス(ヘラ)への与ダメが変わりません。
配分はあくまでベースなので微調整は各自で行ってくれればと思います。
- 技
【確定技】
- りゅうせいぐん
メインウェポン。
ラティ兄妹といえばコレ。
【準確定技】
- 10まんボルトorかみなり
ギャラドスに刺したり、エンペルトに刺したり一貫性が高いサブウェポン。
ラティオスと違って雷にすることによって確数が変わる相手もあまりいないので、10まんボルトがよさげ。
雨パに組み込むのなら雷でもいいでしょう。
- なみのり
コチラも一貫性が高いサブウェポン。
ウルガ、バンギ、カバ、ヒドラに抜群で入り範囲を広げてくれます。
同じく雨パに組み込むのならほぼ確定技となります。
【選択技】
- りゅうのはどう
安定感抜群。主に終盤の抜きに使っていくことになりますが、
火力が無い分ラティオスよりダメ蓄積が必要で
流星群の火力に頼りがちになるので、抜き性能ではラティオスに劣ります。
- サイコショック
ライコウ、ハピラキ、ヘラ、ウルガetcがB<Dのため。
瞑想身代わりライコウの起点にされないようにするため。
これが無いと相手にライコウがいた時に選出しずらくなります。
ローブシンはB>Dですが、上記のメリットを考えればお釣りが来ます。
範囲は狭いですが止まりにくさに貢献してくれるでしょう。
- くさむすび
眼鏡で一貫性の無い技を入れるのはキツイですが、
バンギ、ブルンゲル、テラキオン、スイクン等刺さる相手もそれなりにいます。
それらのポケが多いなら10万あたりと差し替えるのもいいでしょう。
- トリック
使いどころが難しい技。上手く相手の行動を抑えればいいですが、
スカーフと違い使用後は火力がしょっぱくなるので、
その後の立ち回りも考えて行動しなければなりません。
ソーナンス、輝石持ちの処理に悩むようなら。
また味方の起点作りも出来るので抜きgを想定したパなら
優先度は高くなります。殻を破るパルシェンとは相性補完に優れます。
10万と波乗りは優先度が高いですが、パーティでラティアスに何を任せるかによって持たせる技も違ってくるので準確定としました。
- ダメ計
流星群
Aの配分
H195-D132サンダー(眼鏡流星耐え) 65.1%〜77.4%→32.8%〜38.9%
H157-D127Wロトム 84.7%〜100%→42.6%〜50.3%
H157-D142Wロトム(珠流星耐え) 75.1%〜89.8%→36.9%〜44.5%←オボン込中乱数2
H179-D95グライオン 99.4%〜117.3%(93.8%)
H207-D111ラグラージ 73.9%〜86.9%→36.7%〜43.4%
Bの配分
〃 64.6%〜75.8%→32.3%〜38.4%
〃 82.1%〜97.4%→40.7%〜48.4%
〃 74.5%〜87.8%→36.9%〜43.9%←オボン込低乱数2
〃 94.5%〜112%(68.8%)
〃 71.4%〜84.5%→36.2%〜42.5%
Cの配分
〃 60.5%〜71.2%→29.7%〜35.8%
〃 78.3%〜92.3%→38.8%〜46.4%←オボン込中乱数2
〃 69.4%〜82.8%→35%〜42%
〃 89.5%〜106%(37.5%)
〃 67.1%〜79.7%→33.3%〜39.6%
10まんボルト
Aの配分
H195-D120ギャラドス 129.2%〜153.8%
H191-D121エンペルト 65.9%〜78.5%
H207-D135スイクン 55%〜65.7%
H207-D143ブルンゲル 52.1%〜61.8%
H187-D123メタグロス(眼鏡ラティ波乗り2耐え) 33.1%〜39.5%(99.98%)
H187-D133メタグロス(珠文字耐え) 31%〜36.8%(73.3%)
H177-D132ハッサム 32.7%〜38.9%(99.68%)
Bの配分
〃メタグロス 32.6%〜38.5%(98.2%)
〃メタグロス 29.9%〜35.8%(33.9%)
〃ハッサム 32.2%〜38.4%(97.5%)
Cの配分
〃スイクン 50.2%〜59.9%
〃ブルンゲル 48.3%〜57%(87.5%)
〃メタグロス 30.4%〜36.3%(54.1%)
〃メタグロス 28.3%〜33.6%(0.32%)
雷
Aの配分
H191-D121エンペルト 83.7%〜99.4%
H177-D145ハッサム 37.8%〜44.6%
H187-D123メタグロス 42.2%〜49.7%
以下省略
波乗り
Aの配分
H191-D127ヒードラン 63.8%〜75.3%
H191-D131ウルガモス(眼鏡流星群耐え) 60.7%〜72.2%
H215-D136カバルドン 52%〜62.3%←残飯込高乱数2
H186-D85ドリュウズ 96.7%〜115%(87.5%)←珠ダメ込確1
H206-D125バンギラス 39.8%〜47.5%
Bの配分
〃カバルドン 51.1%〜60.4%←残飯込中高乱数2
Cの配分
〃カバルドン 48.3%〜57.6%←残飯込中乱数2
サイコショック
Aの配分
H195-B96ライコウ 52.3%〜61.5%←残飯込高乱数2
H191-B85ウルガモス 59.6%〜70.6%
H187-B106ヘラクロス(201鉢巻ガブ逆鱗耐え) 99.4%〜116.5%(87.5%)
H330-B68ハピナス 43%〜50.9%(3.1%)
H325-B62輝石ラッキー 31.6%〜37.8%(91.4%)
Bの配分
〃ライコウ 50.7%〜60%←残飯込中高乱数2
〃ヘラクロス 96.2%〜113.3%(75%)
Cの配分
〃ライコウ 47.6%〜55.8%←残飯込低乱数2
草結び
Aの配分
H206-D125バンギラス 50.4%〜60.1%
Bの配分
〃バンギラス 49.5%〜58.2%(98.4%)
Cの配分
〃バンギラス 46.6%〜55.3%(70.7%)
【被ダメ】
Aの配分
A132カバルドンの氷のキバ 34.2%〜41.1%←砂ダメ込2耐え
A176プレートメタグロスのコメバレ 62.2%〜73.7%→24.5%〜29.7%
A177珠ギャラドスの1積み氷のキバ 87.4%〜104%(18.8%)
A181珠テラキオンのエッジ石化 69.1%〜82.2%→18.2%〜22.2%
A186バンギラスの噛み砕く 86.8%〜104%(25%)
A194鉢巻バンギラスの追い討ち 68.5%〜82.2%
A200ハッサムのとんぼ返り 83.4%〜99.4%
A205珠ドリュウズのシザークロス 83.4%〜99.4%←砂ダメ込乱数耐え
C105ブルンゲルのシャドーボール 37.7%〜44.5%
C127スイクンの冷凍B 35.4%〜42.2%
C140ライコウのめざめるパワー氷 28.5%〜34.2%(1.1%)
→1積み後 43.4%〜51.4%(5.1%)
C143眼鏡水ロトムのめざめるパワー氷 43.4%〜51.4%(5.1%)
C151眼鏡バンギラスの悪の波動 78.8%〜93.7%
C157ヒードランの龍の波動 41.1%〜49.1%
C158ユキノオーの吹雪 82.2%〜97.1%
C182珠ゲンガーのシャドーボール 81.7%〜98.2%
C205ウルガモスのむしのさざめき 80%〜96%
Bの配分
〃テラキオンのエッジ石化 66.8%〜78.8%→17.7%〜21.7%
〃ドリュウズのシザークロス 81.7%〜96.5%←砂ダメ込高乱数耐え
〃ギャラドスの氷のキバ 84.5%〜101.1%(6.3%)
Cの配分
A187プレートメタグロスのコメバレ 61.4%〜72.7%→24.5%〜29.4%
〃ドリュウズのシザークロス 78%〜93%←砂ダメ込確定耐え
C161眼鏡キングドラの大雨状態ハイドロポンプ 43.3%〜51.3%(8.3%)
C178珠ボーマンダの龍の波動 83.4%〜100%(6.3%)
- 立ち回り、構築
炎水電闘超草に繰り出して眼鏡流星の火力を押しつけていきます。
ラティオスだと乱数耐えの攻撃をラティアスは確定耐えに出来るので、
行動回数が1,2回増えることが多いです。
誘う相手はバンギラス、ソーナンスといったラティ狩りポケ、
ナットレイ、ハッサム、シュバルゴ、メタグロスといった鋼ポケ、
ポリゴン2、ラッキー、サマヨール、ハピナス、カビゴンといった輝石、特殊受け。
上記のポケを捌ける味方と相性がいいです↓
- ハッサム
お互いの弱点を補完。基本的に鋼ポケとは相性がいいです。
蜻蛉帰りによるラティアス降臨、バレパによる掃除、毒々による決定力補佐、
ナンス&輝石対策、羽休めor剣舞による受け、攻撃性能の向上。
マルチなポケです。
- メタグロス
グロスが起点にされるポケをラティの起点にしやすい。
ハッサムと比べてガブに強く、技の組み合わせによって様々なポケに対応。
基本パに合わせて型、技を決めます。
- ヒードラン
ラティドランと言われるくらい有名な組み合わせ。
お互いの相性を完璧に補完し両方に等倍で通るのは岩技のみ。
ドランにエッジを搭載することによって流星群後起点にしてくる
ウルガモスにも強いので現環境で特にシナジーが高いです。
- サンダー
ラティがキツイ鋼に対応。水ポケにより厚くなれます。
ライコウが重くなるのでラティアスにサイコショックを持たせるといいでしょう。
- ヘラクロス
上記のポケほとんどに繰り出せて決定力を発揮できます。
鉢巻きなら決定力が増し、スカーフならラティアスと
合わせてテラキにより厚くなれます。
眼鏡による火力は魅力ですが、技が縛られるデメリットがあるので
相手の積みの起点などにされないような構築、立ち回りは必須です。
考察は以上です。
ここまで見ていただきありがとうございました。